自己紹介&Power Pointでの発表を控えたあなたへ!

20190523日(木)
はじめまして!この4月からLALAに新しく入った菰田です

現在、博士前期課程の2年生。発達臨床心理学を学んでいます

2年生になって、授業数は格段に少なくなりましたが、
私の在籍するコースでは、将来、臨床心理に携わるための準備として
(2018年に第1回目の試験が開催された国家試験「公認心理師」と「臨床心理士」の資格取得可能なコースのため)

学内に置かれている心理相談室に問い合わせのあった方へのカウンセリング(臨床実習)や、
医療・教育・産業労働・司法・福祉分野で実習(450時間)があります
さらに、今年度1月には修士論文の提出を控え、ぐわ〜っと交感神経が活発化する毎日が続いています!

まさに今、就職活動をしている人、公務員試験を受ける人、後期課程への進学を目指してより研究に本腰を入れる人など、それぞれが自分の可塑性を信じて切磋琢磨?している状態です。

私たち人間には危機的状況に立った際に生じる動物的本能「闘争・逃走反応」があるのをご存知ですか?
例えば、呼吸が荒くなったり、発汗したり、脈が早くなったり、という迫る危機に備えるための生体反応のことです。
私たち院生も、今まさに知能に加えて動物的本能をフル稼働して?それぞれの将来のために、局面に挑んでいる状況です

さてさてそんな状況の中で、先日「研究法」の授業の発表担当でした。臨床心理学は統計を活用した研究がベースとなりますが、この授業は、統計の基礎から応用、さらにその手法を使った研究論文を発表していくものです。

作りましたよ、発表資料のパワーポイントを。ゴールデンウィーク中に
さすがに院生活も2年目。「見る人にわかりやすい」「伝えたいことが数ミリ割増になるような」パワーポイントを心がけたつもり、です。

そして、発表が終わってすぐにこのLALAのバイトにきたんですが、見つけてしまいましたこの本を。
IMG_5773 20190523


発表の直後に

結論としては、見たかった、発表前に・・・
やはり、論理的に「どう見せる」かを学ぶことは、自前の「見えやすい分かりやすいであろう」理論を修正してくれます。
研究同様、発表資料やその内容には、客観的な視点が欠かせないですね。
そして、一度しっかりと基礎的知識を学んでおくと、発表への自信へと寄与してくれる気がしました。
ぜひ、手にとってみてくださいね!

他のLALAさん同様、実習に、研究に、授業に、学会発表に(プライベートに)と、スリリングな毎日の中で、様々な情報を発信していきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

#こもだ


LALAセミナー報告 その2

20190520日(月)
こんにちは
LALAの中村です。

今日は、春のLALAセミナーの報告その2をさせていただきます!

春のLALAセミナー
『文系LALAによる修士論文体験談 〜ゼロからのスタート〜』
報告その2
本日のテーマは、
「情報を活用せよ」
です!


皆さんは、学内の情報をどこから手に入れていますか?
ご存知の方には当たり前のお話かもしれませんが、
修士課程からお茶大へやってきた外部からの進学者にとって、
最初は分からないこと、慣れないことがたくさんありました。
以下、私がよくチェックする情報スポットです

①学内掲示板
サークルの情報なども多いのですが、
それにまぎれて集中講義、講演会、不定期開催のセミナー情報が掲示されます。
ちなみに、学生・キャリア支援課の掲示板ではアルバイト情報も掲示されています(余談ですが。)

②OchaMail
お茶大アカウントのメールアドレスに月2回配信されるOchaMail、
皆さん、チェックしていますか?
奨学金や公演の割引チケットの情報なんかも載っていたりするので、
意外と見逃せません・・・!

③HP、SNSなど
ちなみに、このLALA Tipsが更新されると、
「お茶大図書館Lisa」のTwitterにツイートされるので
是非チェックしてみてください。


さて、これ以外にもたくさん情報を得る手段はありますが、
私がもっともオススメしたいのは、


④他分野の知り合い、先輩からの情報
学内のつながりを有効活用するべし
ということです。
文系では皆独自の切り口と方法で研究を進めるので、
同分野の人であってもなかなか話しづらいことがあります。
他分野の人との会話には新しい発見があり、迷いが一気に解決する時もあります。
また、先輩から得られるオススメの講義情報や研究に関する情報も重要です。


ここでさらにポイントなのが、
1.どこで他分野の人と知り合うのか
2.どうやって情報を引き出すのか

この二点です。


私の場合、
1.どこで他分野の人と知り合うのか
  →共通の授業、学内アルバイト
2.どうやって情報を引き出すのか
  →常日頃から自分の興味関心を積極的に話す

という方法で、いろんな人から情報を得ることができ、
それが最終的には修士論文の執筆に大いに役立ちました。
自分だけで解決方法が見つからない時、
誰かに助言をもらうことで前に進める場合があります。
助言をもらえる関係性を作るためにも、
積極的に自分のこと(考え)を話す。
これがとても重要だと思います。


まずは、自分の考えを人に話すきっかけとして、
LALAデスクを気軽に活用してみてくださいね。

#中村

LALA文庫紹介『学びを結果に変えるアウトプット大全』

20190515日(水)
こんにちは!LALAの小林です。

授業や読書や学会など、大学生活では新しいことを学ぶ機会がたくさんありますが、
「その割に学んだことが身についてないな〜」と感じることってありませんか?
本を読んでもすぐに内容を忘れちゃうとかよくありますよね?
私はあります。

というわけで、今回のテーマは「身になる勉強法」!
そのヒントになりそうな本をご紹介します。

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『学びを結果に変えるアウトプット大全』
樺沢紫苑 サンクチュアリ出版 [LALA文庫 F7]
※LALA文庫は館内利用のみです。



📖オススメポイント📖
●アウトプット→フィードバックで自己成長
本書はアウトプットのメリットを丁寧に説明していますが(第1章)、中でも重要なのは
・学んだことが記憶に残る
・フィードバックがもらえる

の二点でしょう。大学はフィードバックが貰いやすい環境
これはもうアウトプットするしかない!

●自分に合わせた勉強法を選ぶためのヒントが充実
「話す」「説明する」「書き出す」「構想をまとめる」などなど
今すぐ実践できるアウトプットのヒントが盛りだくさん。
特に、第3章には考えていることを書き出すときのアイディアがつまっているので、
論文やレポートがなかなかまとまらないという人は必見です!

●ツール別メリット・デメリット表が便利
デジタル作業とアナログ作業のメリットデメリット(p.154)や、
ホワイトボードとスライドのそれぞれの特徴(p.160)が表になっているのが便利!
私は常々「ノートをデジタルとアナログどっちでまとめるのがいいのかな〜」と悩んでいたのですが、
「全体を大雑把に捉えるアナログ。詳密、精密につめていくデジタル」(p.155)という感じで
ツールの使い分け方が説明されていてとっても参考になりました!




LALAではみなさんの学習に関するご相談を受付中!
考えていることや悩んでいることを「話す」のも大事なアウトプットのひとつです。
日々勉強をより充実させるアウトプットの場として、LALAデスクを是非ご活用ください!

#小林 #LALA文庫

バリアフリーと情報保障

20190510日(金)
こんにちは、はじめまして!

2019年4月からLALAデスクに週2回います、ジャニス(ジェンダー社会科学専攻 開発・ジェンダー論コースM2)です。
きょうは、バリアフリーと情報保障について、ご紹介します。

さて先日小林さんがブログで紹介されていた書籍『伝わるデザインの基本』の増補改訂版が2016年に出ました。まもなくLALA文庫と開架にも入るとのこと、ぜひご利用ください。

こちらは書籍版の方が断然情報量が多くておすすめなのですが、こちらの本の著者によるウェブサイトもあります。http://tsutawarudesign.com/tsutaeru.html

このサイトの「バリアフリー」のタグをクリックすると、視覚の多様性に配慮した、配色や書体・フォントについて、どのような工夫があるのかが紹介されています。
このウェブサイトにあるように、「見え方の状況は個人差が大きいため、全ての人にとって見やすい資料を作ることは難しいと思われますが、何も配慮がなされていない資料よりは、少しでも見やすく配慮された資料の方がより多くの人に情報を伝えることができるはずです。」

では、具体的にどのような配慮ができるでしょう。

以前から比較的知られているものとしては、色覚バリアフリーの取り組みがあります。
そもそもどんなバリアがあるのかは、こちらのサイトに詳しいです。「色盲の人にもわかるバリアフリープレゼンテーション法」 (2005) https://www.nig.ac.jp/color/gen/

わたし自身、このサイトで、「区別が必要な情報を色だけに頼って識別することを強制しない」「色なしでも理解できるようにデザインし、その上で強調のために副次的に色を添える」ということを学びました。

その他、最近とくに注目されているものとしては、判読性の高いユニバーサルデザインフォント(UDフォント)があります。UDフォントを初めてみる人は、たいていその見易さに驚きます。普段のレポートやレジュメのフォントをUDフォントに変えてみるのもおすすめです。

ちなみにUDフォントの一つである「UDデジタル教科書体」はWindows 10に搭載されています。どんな見え方の違いがあるのかはこちらで試すことができます。https://www.morisawa.co.jp/fonts/specimen/3763

こうした工夫を情報保障という点から捉え直すと、情報保障にはユニバーサルデザイン=「だれでも利用できるかたちにすること」に加えて、ユニバーサルサービス=「すべての人にサービスをとどけること」が欠かせません。(あべ 2015:97)ユニバーサルサービスのめざす、情報をとどける工夫には、他言語への翻訳・通訳や、視覚テキストの読み上げや、文字情報を図解することなどが含まれます。

今年の初めには、こんな記事がありました。
「参考書点訳、数カ月待ち 勉強、仕事に支障」(毎日新聞2019年1月7日 東京朝刊)
https://mainichi.jp/articles/20190107/ddm/003/040/070000c

「紙の出版物を利用できない障害者向けの本や雑誌は少なく、勉強、趣味、仕事とさまざまな面で社会参加の障壁になっている。出版物の電子データが提供されれば読書環境が大きく改善される可能性があるが、毎日新聞のアンケートからも、海賊版被害を懸念する出版業界の抵抗感が根強いことがうかがえる。」


大学教育や研究の場で情報発信や伝達がうまくいかない理由は複合的です。個々人の工夫で解消できるバリアだけではないので、組織や制度の面から様々な取り組みがされています。
以下リンクのみ挙げます。お茶大でもこんな配慮や継続的な支援の仕組みがあればいいな、と思うものがあるかもしれませんね。
・東京大学バリアフリー支援室 (2016)「障害のある学生へのバリアフリー支援ガイド」PDF http://ds.adm.u-tokyo.ac.jp/material/pdf/20160421132857.pdf (2019年5月8日アクセス)
・神戸大学 キャンパスライフ支援センター サポートの流れについて > 修学上の配慮について http://www.kobe-u.ac.jp/SCCL/support/consideration.html (2019年5月8日アクセス)

参考文献
あべ・やすし著 (2015)『ことばのバリアフリー : 情報保障とコミュニケーションの障害学』 (生活書院) ← 請求番号:369/A12 (お茶大図書館にもあります!)

#ジャニス

LALA文庫紹介!『音楽の文章術 Writing about Music』

20190510日(金)
こんにちは🌺 新人LALA(金曜日担当)の、林いのりと申します(^∇^)
専攻は比較社会文化学(領域は表彰芸術論)で、博士後期課程1年生です。お茶大には修士課程からやってきましたので、今年で3年目です。お茶大について私も日々勉強中ですので、どうぞ宜しくお願いしますp(*^-^*)q

さて、今日は自己紹介代わりに?、私の専門である音楽学に関連した1冊をご紹介したいと思います。
特に、音楽分野で文章を書く方にお薦めですが、どの分野の方でも参考になる1冊だと思います。

LALA文庫 C-14
音楽の文章術 Writing about Music : An Introductory Guide
リチャード・J・ウィンジェル 著
宮澤淳一、小倉眞理 訳

Amazonリンク

一般図書にもあります (760.7/W76)

この本の凄いところは、

とにかく具体的!痒いところに手が届く。
本文よりさらに具体的!これさえあれば大丈夫、な巻末付録
英文での執筆作法についての知識がつく

です! 順番にご説明しますと・・・

①とにかく具体的!痒いところに手が届く。

音楽のような芸術分野は特に、受容するにしても発信するにしても、個人の感覚で判断するという性質が強いため、なかなか多くの「他人」に向かった、説得力のある文章を書くことは難しいです。
この本は、アメリカの音楽大学や普通大学の、音楽に関する授業での、論文やレポートの執筆方法について、非常に具体的に解説してくれています。例えば・・・

☆テーマの絞り方(どこまでリサーチすればいいの?)
☆情報収集の仕方(JSTORのような電子媒体にも対応した解説)
☆書式(良い例、悪い例)
☆言葉づかい(良い例、悪い例)
☆参考文献、資料の書き方

「テーマ設定」から「参考文献一覧表」まで、これに沿って書いていけばレポートが書けてしまう気がしてきませんか?(((o(*゚▽゚*)o)))


②本文よりさらに具体的!これさえあれば大丈夫、な巻末付録
本文だけでも素晴らしいのに、一見の価値あり!なのは巻末の3つに分かれた付録です。

付録A :レポートの実例
付録B :参考文献一覧の実例
付録C :レポート執筆に参考になるサイトや文献の紹介

実際の模範的な執筆例を、横に解説を加えながら示してくれています。
書式で混乱しがちな「参考文献一覧」は、アメリカを中心に広く採用されている、シカゴ・マニュアルに則っています。


③英文での執筆作法についての知識がつく
著者はアメリカ人ですので、「英語での執筆例」の添削が豊富にのっているところも、本書の大きな魅力です!そしてさらには!翻訳者による、「日本語の場合ではここに気を付けて」という注釈までついているのです。1例をご紹介します♪

☆ アドバイス「装飾語に依存してはいけない」
  ➡ 副詞(somewhat, virtually, literally, perhaps、等)を減らすと引き締まった文章になる。
!日本語の場合
  ➡ 強調の修飾語は不要。非常に、極めて、決して~ではない、等は削った方が、主張の説得力が増す。

このように、英語と日本語両方の執筆作業を助けてくれるのです!


長くなりましたが、出会いが早ければ早いほどお得な、それでいて私のような博士後期課程の学生にも大変参考になる1冊です
ぜひ、気になるところを少しだけでも、LALA文庫に立ち寄って読んでみて下さいね。

#林 #LALA文庫