《学生協働WSレポート①》「ジャパンナレッジ」の使い方

20181004日(木)
寒暖差や風雨に振り回されっぱなしの今日この頃ですが、皆様お変わりありませんでしょうか?

これから、夏休み中に、附属図書館グローバルラーニングコモンズで開催された「学生協働ワークショップin東京2018」について書いていきたいと思います!

突然ですが、皆様は「協働」って言葉、聞いたことがありますか?
私はLALAになるまであんまりよく知りませんでした\(^o^)/

「ジャパンナレッジ」を引いてみますね!

wskijigazou1.png


ピンクで囲んである、「データベース・電子リソース一覧」をクリックします。
次の画面では、「ものごとを調べる」を選びましょう。


「ジャパンナレッジ」は、続いて表示される選択肢の先頭にあります。説明を引用してみましょう。

百科事典、辞書を中心とした出版各社の50以上の知識・情報源を一括検索できます。多くのコンテンツで情報更新が定期的に行なわれており、最新情報を利用できます。
主な収録コンテンツ:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『日本国語大辞典』『大辞泉』『国史大辞典』『日本歴史地名大系』『ランダムハウス英和大辞展』『東洋文庫』『会社四季報』など。

【DB・電子リソース一覧】お茶の水女子大学附属図書館、2018年10月4日参照

一言でまとめると、大変便利です。

学内の回線につながっている端末であれば使用可能ですが、注意点が一つあります。
それは、学内で同時に2名までしか使用できないことです。

後で述べますが、利用のためにはログインが必要です。
つまり、ログインして使って、ログアウトを忘れて終わってしまうと、一人分利用ができなくなってしまう……ということですね○| ̄|_
その点はお気をつけてください。
さて、ログインしましょう。

「学校・研究機関でのご利用」となっていることを確認してくださいね。

……ここまで書いたところでログインしようとしたら、利用できるアクセス数を超えていますと言われてしまったので、出直します!
まだ使ったことのない皆様は、学内の人口密度が低い時間帯を見計らってぜひ試してみてくださいね。

さて、話題がずれまくってしまったので、「辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書」で、「協働」(三省堂『大辞林』から)を引いて一旦締めます。

① 同じ目的のために、協力して働くこと。
② 「相互作用① 」に同じ。

「協働(きょうどう)とは - 協働の読み方・全国NPO法人 Weblio辞書」、10月4日参照

図書館と「協働」って、どんなふうに関わっていると思いますか?

という丸投げの質問をして、次回に続きます。

#みあ

知っていると便利!外国語論文にみられる略号

20180719日(木)
 

暑い日が続いています。いかがお過ごしでしょうか?
あと半月ほどで夏休みですね。卒業論文・修士論文の研究のための論文集めは進んでいますか?研究論文を読む時には、本文を熟読するのは当然として、註や参考文献をあらためて見てみると、未知の研究に気づくこともあるかと思います。ひとつの論文を読むと、芋づる式に新たな論文や視点がみつかることもありますよね?

 

外国語の論文を読むと、日本語の論文では見かけない「略号」が出てくることがあります。私が卒業論文を書いていた時に、論文の註に“ibid.”という表記があり、「”ibid.”ってどんな本なんだろう?なんでも載っているすごい本なんだ!」なんて思っていました。今思えば恥ずかしい限りです(;_;)。以下のリストに示すように、”ibid.”とはラテン語の「前掲書」という意味の略号です。このように略号にはラテン語の略号がよく使われています。

 

そこで、皆さんご存知かもしれませんが、外国語論文に見られる主要な略号を以下に紹介します。


A

anon.

anonymous

作者不詳の、匿名の

B                                     

b. born 生まれ

Bd.

Band

C                                   

c.,©

copyright

著作権

c., ca.

circa

約、略(ラテン語)

cf.

confer (= compare)

比較、参照、参照せよ

comp.

compiler

編纂者

D                                         

d.

died

Diss.

Dissertation

学位論文

do.

ditto

同前、前述の(イタリア語)

E                                         

ed.

editor

編(集)者

eition

e.g.

exempli gratia (= for example)

enl.

enlarged

増補された

et al.

et alii, et aliae (= and others)

およびその他

etc.

et cetra (= and so on)

など

ex.

exanple, example

用例

F                                         

f., ff.

and the following pages

及びそれに続くページ

fac., facsim.

facsimile

複写、複製

fasc.

facscicle

分冊

H                                         

hb., hbk.

hardback

ハードカバー本(本装丁)

Hft.

Heft

分冊、号(ドイツ語)

Hg.

Herausgeber

編者

hrsg.

herausgegeben

出版された、編集された

I                                         

ibid.

ibi'dem

前揚誌、同誌(ラテン語)

id.

idem

同上、同書(ラテン語)

i.e.

id est

すなわち

ill., illus.

illustration

挿絵、実例、図解、図入り

inf.

infra

下に、以下に

intro., introd.

introduction

序文

L                                         

l., ll.

line (s)

l.c., loc.cit.

loco citato

上記引用文中に(ラテン語)

M                                       

mimeo, mimeogr.

mimeograph

謄写版印刷物(手稿コピー等)

m.s., mss., MS

manuscript (s)

原稿、写本、草稿

N                                         

n.d.

no date of publication

出版年不明

no.

number

n.p.

no place of publication

出版地不明

n.pag.

no pagination

頁づけなし

O                                         

op.cit.

opera citat

前掲書中に(直前ではなく以前に引用した文献を再度引用)(ラテン語)

P                                         

p., pp.

page (s)

ページ

par.

paragraph

節、段落

pat.

patent

特許

pb., pbk.

paperback

ペーパーバック本

pl.

plate

図版

plural

複数の

pref.

preface

序文、前置き、はしがき

pseudo.

pseudonym

雅号、ペンネーム

Pt., pt.

part

部、部分、分冊

pub., publ.

publisher

出版者

publication

出版物、逐次刊行物

published by

~の出版

R                                         

rev.

review, reviews

評論誌

rev.ed.

revised edition

改訂版

rpt., repn.

reprint, reprinted

重版、再版

S                                         

S.

Seite

ページ(ドイツ語)

sec., sect.

section

節、段落、欄、条(法令)

ser.

series

双書、シリーズ

[sic]

=so, thus

原文のまま(ラテン語)

s.l.

sine loco(=no place of publication)

出版地不明

s.n.

sine nomie(=without name)

出版者不明

supp.

supplement

補遺

T                                         

t., tom.

tome

、冊(フランス語)

tab.

table

リスト、目録

tr., trans.

translator, translation

訳者、翻訳

V                                         

viz.

videlicet

すなわち(ラテン語)

v., vol., vols.

volume (s)

Z                                         

Z.

Zeitschrift

雑誌(ドイツ語)

 


よかったら活用してみてください!
上記の略号は、論文注や、外国語論文の中でもよく見られます。
LALA文庫(C10)の『レポート・論文の書き方 上級 改訂版』の第2部論文の体裁 IV 略語(p.55-64)も参考にしてみて下さい。図書館で所蔵
しています(請求記号: 816/Sa47、図書ID: 015010077368)。



#後藤

調査について(その③調査のポイント)

20180625日(月)
皆さん

こんにちは。LALAのナターリアです。

今回は「調査について」の最終回になります。

ここでは主に面接(インタビュー)について書きます。具体的に、インタビューを行う時、いくつかの気をつけなければならないことがあります。

まず、調査対象者と信頼関係を作ることです。
調査対象者は参加に同意したとはいえ、必ず何でも話してくれるとは限らないのです。初対面の場合、特にインタビューされることに慣れていない人の場合、どうしても緊張感があり、答えたくないところもあるでしょう。なるべくたくさんの情報を得るために、相手をリラックスさせる雰囲気を作ることは不可欠です。

もう一つの大事なポイントは、自分で質問以外にあまり喋らないことです。インタビューの目的は対象者の意見を取り出すことですので、対象者が話しやすいように誘導質問をすることも大切です。特に、万が一、自分の意見は面接の相手の意見と一致しないようでしたら、この自分の意見を話し出すと、相手にとって威圧感を与え、信頼関係を崩し、相手の意見を得られなくなる可能性があります。

私自身はインタビュー調査を行う時、まず、「インタビューガイド」メモを使います。そして、質問を過去から現在というような一定のストーリー展開に沿うように並べ、それらの質問ごとにすべての質問がツリー状に系列化するようにします。さらに、インタビューの対象者につきメモを書きます。そこではインタビューの流れ、雰囲気、気付いたこと、思い出したこと、これから尋ねたいと思ったことをキーワードで記述し、得たデータを分析する時使うと便利です。

そして、インタビュー終了後1人になったら、フィールドノート用の調査用紙に観察情報や分析的コメントなどを書き込みます。インタビューを振り返り、インタビューでの話し方などについて修正すべき点を探し、次に対象者とする人を検討します。さらに、細かい分析ができるように、録音を聞いて完全な遂語録(録音したインタビュー内容を文字化したもの)を作成し、可能な範囲で分析を行います。

さらに、分析を行う時、対象者に約束した通り、個人情報が漏れないように、対象者の名前ではなく、コード番号をつけます。最後に、データを管理します( データは全てコード番号で管理する; 得られたデータは研究目的以外に使用しない; 研究成果は公表するが、個人を特定できる情報は公開しない; 固有名詞をイニシャルではなく、番号で表記する; 対象者から得た情報の一覧表リストはデータとは異なる場所に保管する)。

そして、私自身は「承諾書」には面接内容を対象者に送ってほしいかどうか聞いています。希望した対象者に文字化したデータを送り、もし、対象者が書き直したい部分があれば、修正し自分の研究では修正した内容を使います。

以上、調査について書いてみました。役に立てば、大変嬉しいです。そして、もし、より詳しくお話したいと思う方がいらっしゃいましたら、LALAをお越しくださいませ!

#ナターリア

調査について(その②面接の手順)

20180620日(水)
皆さん

こんにちは。LALAのナターリアです。

今回は「調査」というテーマの続きということで、よろしくお願いいたします。
(1回目は調査の方法についてアンケート調査と面接調査を簡単にご説明しました。第①はここです(調査について、①)。今日は、それらの調査の手順を紹介します。

1)調査の対象者を決めます。アンケート調査の場合、研究の枠組みで定められた具体的な基準があります。例えば、年齢、国籍、性別、家庭状況、勤務先などです。ほとんどの場合、作成したアンケートを多数の対象者に渡します。現場で調査用紙を配って渡すのか、または電子メールなどの通信システム(インターネットなど)を通じて渡すか、方法はさまざまあります。
面接(インタビュー)の場合には、同じく、基準を決めて対象者を決めます。しかし、基準や条件に当てはまりそうな人を探しにくい時もあると思います。その時、大事なのは、ランダムではなく、「有意抽出法」、つまり一定の意図のもとに行う方法を使うことです。具体的に言うと、①「スノーボール・サンプリング」、つまりインタビューに参加する対象者に他の対象者を紹介してもらう方法;②「理論的サンプリング」、つまりデータの分析結果から次の対象者を選択する方法があります。

2)調査の対象者が決まったら、まず、対象者に「研究のご協力のお願い」を渡し、同意を得る必要があります。そして、同意を得た上で、倫理調査委員会の承認を得ていることや、研究で得られた個人情報を第3者に漏らさないこと、そして得た情報を研究以外の分野で使用しないことを説明し、自分のサインを含んだ「依頼文書」を対象者に渡します。最後、対象者に調査に参加することを同意する「承諾書」をもらいます。
そして、面接では録音機器を使いたいなら、必ず()対象者の許可を得る必要があります。録画を許可することについて「承諾書」に記述し、対象からサインをもらいます。

3)面接の後、対象者に感謝の気持ちを伝えるために、お礼を渡すこともよくあります。その時現金ではなくても、たとえば、500円のスターバックスカードや図書カードなどが使えます。ちなみに、私はお礼としてロシアのお菓子を渡しました。

今回はここまでです!

#ナターリア

調査について(その①調査の形式)

20180618日(月)
皆さま

こんにちは。LALAのナターリアです。

梅雨の時期が始まったのですが、どんどん蒸し暑くなりそうですね。かなり過ごしにくいと思いますが、私のように杉の花粉症がある人にとって割と楽なではないかと思います 

さて、今回は調査について考えていきたいと思います。
研究を行う方には調査の形式、手順、対象者、分析方法などを決定する必要があると思います。かなり手間がかかる作業ですよね。この作業をよりしやすくするために、以下に自分の研究経験から得たことを書きます。
文献の分析研究もあれば、量的研究と質的研究もあります。私自身は質的研究を行なっていますので、今回はこれについて書きます。

まず、研究の目的を達成すること、そしてリサーチクエスチョンに答えることに当てはまる調査の形式を決定しないといけません。例えば、調査形式にはアンケート調査があります。アンケートを作成する時、質問項目を定めますが、選択肢がある項目と自由に答える項目がありますので、回答にどれぐらいの時間がかかるかを対象者にあらかじめに知らせたほうがよいと思います。
他の調査形式としては、面接法(インタビュー調査)があります。
面接法は3つの方法があります。以下に簡単に説明します。

1) 構造化面接は、質問項目(「インタビューガイド」)を決めて、これに従って面接をおこなう方法です。1つの仮説を立て、それを証明するために具体的な資料やデータを提示する仮説検証型の研究スタイルに最適です。

2) 半構造化面接とは、構造化面接と同じように、「インタビューガイド」を作成し面接を行いますが、そこは、まず導入として一般的な質問(年齢、学歴、出身地など)から始め、対象者の回答を聞く中でその系列の質問群で回答されたもの・されなかったものを確認し、回答されなかったものは改めて補足的に質問するという方法です。この面接法の大きなメリットは調査の対象者に自由に話してもらえることです。

3)非構造化面接は会話形式であり、「インタビューガイド」などにとらわれる必要はないものです。コミュニケーションに集中し、こうした面接の目標に答える情報をたくさん得ることができます。この面接法は仮説探求型(つまり、立てた仮説の論証そのものにこだわることなく、資料やデータを通じて仮説そのものが少しずつ変容していくもの)に当てはまるものです。

続きは後です!

#ナターリア