LALA文庫紹介『大学生の教科書 初年次からのスタディ・スキル』

20190730日(火)
火曜日担当の賀数です。
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前期の授業もいよいよ終わりますね!
課題や試験等で忙しくされている方も多いことと思います。

今日は学部生の皆さんに向けた一冊を紹介します。

 今日の一冊 

『大学生の教科書 初年次からのスタディ・スキル』
 FD硏究プロジェクト編 関東学院大学出版会 (LALA文庫 No.A6)



大学での4年間での学びは長いようで、あっという間。
学期の振り返りも兼ねて、現在のあなたの学習度合いをチェックしてみませんか?

私は他大学出身ですが、お茶大生の自立した姿勢や、協同的な学び、
勉強熱心な風土に改めて感心させられることが多くあります

キャンパスライフをさらに謳歌するための、アイディアが見つかるかもしれません。

■各章タイトル
→おすすめポイント


■1章 大学ってどんなところ?
→「わたしの大学はこんな大学」を把握することで、今まで意識しなかった大学の魅力に気づくかも知れません。

■2章 授業を受ける
→授業の形式(講義、ゼミ、演習)に応じて、ねらいと学習スキルに違いがあります。履修計画や、シラバス閲覧の参考にしてはいかがでしょうか。

■3章 キャンパスライフを楽しもう
→4年間をデザインする:通常授業はもちろん、長期休暇をどのように活用するかも重要です。留学や旅行、サークル、ボランティアや資格取得など具体的な計画を立ててみましょう。

■4章 ノートをうまく書こう
→ノートのレイアウト事例が載っています。下線や囲みの効果や、概念図の活用、余白の使い方など参考になる部分があるかもしれません。

■5章 図書館に行ってみよう
→図書館の基本的な活用の仕方を振り返ることができます。また、コラム(p56)では、趣味の読書と勉強の読書の違いについて、読み方のコツも紹介されています。

■6章 レポートはこれで大丈夫
→迷わずスピーディーに進めるための、「資料の選別、読み込み、文献カード作成」「章立て」「出典の表示」等の基本を確認できます。

■7章 試験対策をしなくっちゃ
→大学で多い「論述型」の試験について、準備の仕方や本番の論述の構成のポイントも参考になるかも知れません。

■8章 ゼミ発表をする
→レジュメを用いたゼミ発表について、レジュメ作成の目的や段取りもわかりやすく示されています。

■9章 グループでプレゼンする
→プレゼンテーションが完成するまでの流れが、7段階に分け丁寧に説明されています。

■10章 ディベートで論理力を高める
→「論理的思考」「コミュニケーション能力」「表現力」を磨くための、視点、プロセスが示されています。

■11章 学生生活の目標をたてよう
→目標を頭の中だけではなくて、紙やデータで表現し、そして一定期間(ex.半年)過ぎたら目標が到達できたか振り返りをすることが重要です。目標シートが就職活動の際の「履歴書」「エントリーシート」につながっていきます。


・・・・・・・・・・・・・・・

以上
皆さまの学生生活が、さらに充実したものになるよう応援してます( ^ o ^ )/

【スタディハック】レジュメ作りに役立つWord小技集

20190730日(火)
こんにちは!LALAの小林です!
見やすいレジュメを作りたいけど、Wordが思ったように動かなくてイライラすることはありませんか?
そこで今回は、レジュメ作りに使えるものを中心にWordの使い方をご紹介していきます!

Q. 太字があんまり目立たない…
A. フォントを変えてみよう!
調したい箇所は見出しに使われる「ゴシック体」のフォントを使いましょう
画面上では変わらないように見えても、印刷すると違いは一目瞭然です!

Q. 文頭を揃えたいのにズレてしまう。
A. 「ぶら下げインテンド」を使おう!
小見出しをつけて項目別に内容をまとめたい時は、「ぶらさげインテンド」設定がオススメ!
【やりかた】
① 文頭を揃えたい箇所を選択
② ルーラーの△部分を文頭にしたい場所までスライド
※「ぶらさげインテンド」と表示されたのを確認してから動かすと◎
※ルーラーが表示されていない場合は、表示タブの「ルーラー」にチェック

③ 小見出しの後ろで[Tab]キーを押す
LALA_wordの使い方01_0

【応用】
●設定ができたら、段落全体を選択して「スタイル作成」をクリック!
ぶら下げインテンドの設定が保存されて、次の段落からはワンクリックで文頭を揃えられるようになりますよ!
●文頭を揃えたまま改行したい時は[Shift]+[Enter]


Q. 文字が多くて読みづらいきがする。
A. 「囲い」をうまく使ってみよう!
情報の種類やレベルに合わせて「囲い」を使うと、情報が構造化されて見やすくなりますよ。

【やりかた】①囲いたい部分を選択して、「スタイル作成」をクリック
②「変更」→「書式」→「罫線と囲い」を順に選択
③「囲み」をクリックして、好きな線の種類を選ぼう
④「オプション」で囲いの余白を調整。
※上下は半文字分、左右は1文字分くらいに設定すると◎
⑤ 最後にスタイル名を入れて完成!

見やすいレジュメ作るということは、情報を整理して人に伝えるということ
知識を定着させるためにも、「パッと見てわかる」ものを作るのは重要です。
スタイルやインテンドをうまく使って、より見やすいレジュメ作りにチャレンジしてみてください!



【関連LALA文庫】

●G15『伝わるデザインの基本:よい資料を作るためのレイアウトのルール 増補改訂版』紹介記事
情報整理の基本的な考え方から具体的なテクニックまでを網羅した非デザイナー向けのデザイン基礎本。見やすい資料を作るために一度は読んでおきたい一冊。
「第2章 文章と箇条書きの法則」はレジュメ作りから論文構成まで広く役に立つテクニックが満載。

●I15『Wordのムカムカ!が一瞬でなくなる使い方:文章・資料作成のストレスを最小限に!』
よくあるWordのお悩みにQ&A形式で答えていく本。文字が少なくスッキリわかる紙面デザインが魅力。
「第2章 5分で文章作成を終わらせるための基本」は、箇条書きやインテンドの設定方法が充実していて参考になる。

●I1『Wordによる論文・技術文書・レポート作成術』
わかりやすい文章作成のポイント共に、論文の作成手順に合わせたWordの使い方を紹介する本。
図解が丁寧なので、どの機能がどこにあるのか分からないという初心者にも優しい。
長い論文作成向けのテクニックが中心だが、「3.2.2 文書を構造化する(p.20~)」「5.5.1 レイアウト・デザインの変更とスタイル設定(p.49~)」などはレジュメ作りにも参考になる。


リサーチペーパーの始め方 (1):下調べのまえに

20190729日(月)
こんにちは、月曜日11-13時と金曜日15-17時にLALAデスクにいます、ジェンダー社会科学専攻のジャニスです。

アカデミック・ライティング全般についての解説は書籍やウェブサイトが多くあります。LALA文庫にも参考図書が揃っています。

ウェブ上だと、たとえば「名古屋大学生のためのアカデミック・スキルズ」のサイトには、「レポートの構成とパラグラフ・ライティングを知る」と題された解説ページがあり、参考になります。

注意しておきたいのは、授業課題の場合、教員が期待するものにはかなりのバリエーションがあるということです。課題が出された時点では気づかず、取りかかってみたら指示が曖昧であったと判明する場合もあります。体裁や様式を含め些細なことに思えても、分からないことや聞き逃してしまったことは、提出前に(可能であれば課題に取りかかる前に)、担当教員に直接確認するようにしましょう。

とはいえ、一般的なリサーチペーパーの書き方というものもあります。今回は、二次文献を使ったリサーチペーパーの取りかかり方を紹介します。このようなリサーチペーパーを書くことは、卒業論文などの論文執筆のまえに、研究テーマについての背景を調べて考察を深めるのにも有効です。

● リサーチペーパーの始め方 目次
第1回 下調べのまえに
第2回 資料を特定する
第3回 全体の構成を考える
第4回 スケジュールを考える

1回目は主題の立て方を考えます。
と、そのまえに留意しておいた方がよいことをひとつ。

リサーチペーパーというからには調べものをするのですが、その調べものを始めるまえに自分が考えたことや知っていたことというのも、じつは重要になります。というのは、その特定のトピックについて生半可な知識や関心しかないとはいえこのようなリサーチペーパーを書こうという知的探究心と潜在的な理解力を備えた人物は、理想的な読者だからです。

ですから、書く内容を考えること、たとえばここから紹介する作業は、すべて図書館やインターネットでの調べものを始めるまえに(も)取り組み、記録しておくとあとで役に立つことがあります。

■ 考えていることを言葉にしていく
アカデミック・ライティングを解説する本では、考えていることを言葉にする方法として、一般にブレインストーミングやフリーライティング、マインドマップなどが紹介されています。

そのほかの方法としては、他の人と話してみるというのも効果があります。一人で考えていて進捗がないから教員に報告できない…と悩むことがあるかもしれませんが(よく分かります…)、そんなときほど相談にいくことで進捗が生まれたりします。オフィスアワーやアポイントメントを取って話にいきましょう。(LALAデスクも利用してください。)

■ 考えを整理する
ブレインストーミングからつながりや分類を考えていくための方法としてはKJ法があります。関心のある方は、中央公論社から出ている川喜田二郎『発想法』『続・発想法』を見てみてください。(お茶大図書館では文庫・新書コーナーにあり、請求番号は336/Ka94と336/Ka94/2、改版は336/Ka94cです)

KJ法ほど体系化されていなくても次のような作業をしている人は多いのではないでしょうか。
● カードや付箋を使う→並べ替えて分類やつながりを探す
● ホワイトボードや大きめの紙を使い、図解してみる
● 箇条書きで並べていく
● フリーライティング(間違いなどを気にせず、文のかたちで思うままに書く)


またアイデアをふくらませる方法としては、テーマから思いつくことを挙げていく以外に次のような切り口が考えられます。
● 具体的なことや個別事例を挙げる→共通項や違いを見つける
● 対立項目や対義語にあたるもの、似ているが異なるものを挙げる
● 原因と結果に分けて考えてみる
● 相関関係と因果関係を区別してみる
● 時間軸で考える:順番や段階なのか、同時なのか、オーバーラップしているのか…
● 空間軸で考える:序列はあるのか、水平あるいは垂直なのか、相互排他的なのか…


ブレインストーミングやフリーライティングなどの考えを言葉にして整理していく作業は最初だけではなく、繰り返し立ち戻ってやってみるのがおすすめです。

■ 主題を問いから考える
もしかしたらトピックやテーマはすでに与えられているかもしれません。あるいはすでに頭のなかにあるかもしれません。このときにどこからどう考えればいいのかわからない場合は、(無理やりにでも)質問のかたちにしてみるというのも一つの方法です。質問は一つとは限りません。思いつくものをあげてみましょう。たとえば…

「男性性」をテーマに考える場合:
● 男性性研究はいつから始まり、どの分野の研究者がどのような問いを立ててきたのか。
● 日本の男性性研究の限界や主流の男性性研究に対する批判にはどのようなものがあるか。
● 〇〇という研究者は、男性性をシスジェンダーの男性に帰属する性質とするが、それはなぜか。
● 〇〇であることは男性的とされるが、それが特定の民族や階級の特徴ではなく、ジェンダーによる差異であるといえるのはなぜか。
● 現代日本社会における男性性にかんする問題にはどのようなものがあり、そのうち何が最も重要なのか。またそれはなぜか。
● 『〇〇〇〇』という漫画とそれを原作とした実写映画にみられる男性キャラクター表象にはずれがあるが、そのいずれもが男性とされるのはなぜか。


「性暴力」をテーマに考える場合:
● 性暴力とはどのような暴力のことをいい、どのような分類が可能なのか。
● 性暴力にまつわる言葉遣いに時代や文脈、含意に差異があるとすればなにか。
● 日本における性暴力事件をめぐる過去の判例において、どの法律が根拠とされてきたのか。またその法律の規定における××の面での限界はなにか。
● 性暴力は人権を侵害しているというとき、そこにはどのような原則が前提されたうえでそれが侵害されているといわれているのか。
● 性暴力にまつわる近年の××運動は過去の〇〇運動とは、その背景や関わった人々、その運動がもつ影響について、どのような共通点や相違点があるのか。
● 〇〇年代の〇〇賞受賞小説作品において性暴力の深刻さはどのようには語られたのか、あるいは語られなかったのか。
● 〇〇という出来事は「性暴力」とはされないが、それはなぜか。


問いを立てるときは、Whatや Whoの問い「〇〇とはなにか」「〇〇と××の関係や構造はなにか」「〇〇に当てはまるのはどれか」というかたちでは書くべきことがみえてこない場合は、Why(根拠や原因)やHow(方法や手続き)の問い「なぜ〇〇は××なのか」「どのように〇〇は××になったのか」と考えてみます。
またこうした問いの記述そのものを問う「なぜ〇〇は××といえるのか」「どのように〇〇といえるのか」を考えると具体的に書くための問いにつなげやすくなります。

■ なぜそれについて書くのかを考える

すぐに質問のかたちにするのが難しい場合は、自分自身が、なぜ(いまここで)そのことについて書くのかを考えてみましょう。たとえば次のような問いへの自分なりの答えを考えてみます。

● どのような社会的・学問的要請を背景として〇〇を論じる意義があるといえるのか。
● 〇〇は××であるとは常識として受け入れられているのに、なぜ〇〇が××なのか、という問いを立てることが可能なのはなぜか。
● いかにして私は/〇〇という研究者は、このテーマに関心をもつにいたったのか。
● なぜこの研究対象を選び、かつ〇〇の側面に着目するのか。
● 〇〇という問題はすでに解決しているとされているのに、ここで論じるのはなぜか。
● 〇〇という事象については様々な問題があるのに、××がとくに重要なのはなぜか。
● 〇〇という課題については一般には××が取り上げられるが、ここで△△に注目するのはなぜか。


ここまで考えたら、リサーチを始めます。

リサーチペーパーの始め方[第2回][第3回][第4回


#ジャニス #レポート・論文

【お知らせ】相談予約はじめました

20190722日(月)
LALAデスクの相談予約をはじめました。☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

LALAデスク前のモニター下にある予約表に学籍番号をご記入ください
予約は1日30分(1枠分)までです。
相談終了時に次の予約者がいない場合は、30分延長できます。
予約確定のご連絡はしません。
時間の少し前にLALAデスクにお越しください。開始時間を過ぎてしまうとキャンセル扱いになります。
予約時間に急なLALAの不在や担当者の変更が生じた場合は、大学のメールアドレスにご連絡します。

予約者がいない場合は、今までどおり順番に相談を受け付けています。
ぜひご利用ください。

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参考:2019年度前期LALAスケジュール(授業期間の平日11~17時)
名前をクリックするとそれぞれのLALAが書いたブログ記事を読むことができます。
〈月〉11:00-13:00 ジャニス
   13:00-17:00 中村 
〈火〉11:00-13:00 カン
   13:00-15:00 小林
   15:00-17:00 賀数
〈水〉11:00-13:00 木村
   13:00-17:00 小林
〈木〉11:00-13:00 萌子
   13:00-17:00 菰田
〈金〉11:00-15:00
   15:00-17:00 ジャニス
※急用等でやむを得ずLALAが不在や変更になることもあります。

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7/17(水)13:00-17:00のLALAデスクはお休みです

20190717日(水)
おはようございます。

本日7/17(水)の13:00-17:00のLALAデスクはお休みします。
相談を予定されていた方、ごめんなさい。

本日11:00-13:00、明日7/18(木)と7/19(金)の11:00-17:00は
やっていますので、ぜひお越しください。

(前期LALAデスクは8/6までです)



親切知的で面白い『映画で実践! アカデミック・ライティング』

20190712日(金)
こんにちは、月曜日11-13時と金曜日15-17時にLALAデスクにいます、ジェンダー社会科学専攻のジャニスです。

今回は2019年6月に新しくお茶大図書館に入りました、カレン・M・ゴックシク/デイブ・モナハン/リチャード・バーサム著,土屋武久訳『映画で実践! アカデミック・ライティング』 (2019、小鳥遊書房) のご紹介です。

LALA文庫では、B棚「レポートや論文作成など、大学での学びに関するもの【初級〜中級】」の最新追加分、B17の記号がついています。

大学の授業では、映画研究を専門としない授業でも、映画についてレポートを書くことを求められることがあります。しかし、あらすじでも、感想文でも、宣伝でもないものを書くとなるとどこから手をつければよいのか…これは、そんなときのお助け本です。

もちろん、今後映画を含めた映像メディアや舞台芸術や文学を研究していきたい人には、映画を題材にアカデミックな文章を書くうえで基本的な考え方が学べる一冊になっています。

本全体は3部構成です。

第1部は映画について書くことに特化するかたちで、何に着目して映画を「読む」のかを解説しています。第2章「映画を鑑賞する」に書かれているメモの取り方は、疑問を生み出すところから、プロットを分割し、ショット分析チャートを書く段階にいたるまで、大変詳しく親切に案内されています。メモ取りは職人技のようなところがあり、なかなか教わる機会がないので、こういう解説は貴重です。

第2部は書くプロセスについてです。アイディアの生み出し方から、主題の温め方、構造・構成の検討、推敲過程まで、映画研究に限らず、どの学問領域でも求められるアカデミック・ライティングの要素が詰まっています。長くないのですが (95-172) 、簡潔で的確なライティング・ガイドとして分野を問わず一読をおすすめします。

そのなかの第6章「映画を研究する」では資料の用い方が解説されています。なかに、こんな一節があります。

自分の議論をかすませることなく、資料が実際に自分のために働くようにするには、いくつかのステップがあります。第1に、テーマを自分自身でじっくり考えてみないうちに、図書館に行ったりネットで調べたりしないこと。研究を進めていくと、それが自分の考えに影響するのは間違いありません。ときには、自分の意見を取り下げることだってあるでしょう。しかし、テーマをある程度考えてみないうちに図書館に行くならば、たまたま最初に出くわした説得力ある議論に飛びついてしまうリスクがあります。(120)


これは意外と陥りやすい罠かもしれません。手元にスマホやパソコンがあったらネットで何でも調べられる時代です。映画の評価や分析もインターネットで見つけやすいものがあるからこそ、調べるまえにまずは考え、調べたあとにまた考える、というステップを意識してみることは大事なことだと思います。

最後の第3部は横書き、本の末尾から始まる充実の用語解説集。とくに映画研究を学び始めた人にとって、一度目を通しておいて損のないものでしょう。

お茶大図書館では、館内利用のみのLALA文庫 (B17) のほか、一般図書 (778/G54) の棚にもあります。ぜひ一度、手にとってみてください。

#LALA文庫 #ジャニス #レポート・論文

自己紹介:中村 ー社会の中で舞踊を活かすー

20190708日(月)
こんにちは
月曜午後を担当しております、比較社会文化学専攻(専門は舞踊)D1の中村です。

今日は、私の研究についてご紹介させていただきます
私の研究のキーワードは
”舞踊” ”阿波踊り” ”企業” ”社会的機能”
自分の研究は「舞踊社会学」にあたると考えています。


●研究に至る経緯
大学(学部)在学時にミュージカルの劇団に出会ってしまう

大学卒業後、フリーター・契約社員として働きながら劇団員を続ける
その中で、感じた二つの問題点
 舞台じゃ食べていけない日本の現状
 会社の中でのぎくしゃくした人間関係
この二つを解決するために、
社会の中で文化芸術をもっと活かす方法があるのでは?
という視点が生まれました。
そこで!大学院入学を決意し、お茶の水女子大学へ進学します。


●研究対象・研究内容
舞踊」と言っても様々なジャンルがあります。
私の興味は、「企業活動の中で舞踊を活かす」ということ。
実は、これをすでに行っている団体が身近にありました。
私の故郷、徳島の阿波おどりに参加している、『企業連』です。
男踊り女踊り
「連」とは、阿波おどりに参加するチームのこと。
企業連』とは、企業の従業員や関係者で組織される、阿波踊りチームのことです。
徳島市の阿波おどりには100以上の企業連が県内外から参加しており、
40年、50年の伝統を誇る企業連も存在します。
なぜ、企業の従業員が踊るのか。
そこには企業PRという経済に還元できる価値だけではなく、
舞踊がそもそも持っている社会的機能が潜在しているのではないだろうか。
そんな仮説のもと、企業連の実態を明らかにし、
社会の中で活用できる舞踊の価値を明示していきたいと奮闘しています。


●研究方法
質的な参与観察と、量的な質問紙調査を組み合わせて、
実地調査により主にデータ収集をしています。
学部は元々理系(農学部)で、
大学院に進学して文系に移行しました。
まだまだ理論も方法論も勉強中ですが、
質問紙調査、SPSS、倫理審査申請のことなど、お気軽にお尋ねください。


自分自身が踊ってきた経験の中で、
「踊ることは、人をつなげる」
「踊ることで、解放されるものがある」
という実感があります。
舞踊が持つ可能性を、社会の中で活かす方法を考えていきたいという立場から
舞踊社会学」として踊ることについて論じていきたいと考えています。


そして、役者・イベントの司会をやっていたという稀な経験があるので(笑)
人前でのプレゼンも得意分野です
話す時の’間’の使い方など、意識するだけで話し方が変わるコツがいくつかあるのです。
学会発表やプレゼンについてのご相談もお待ちしております!

自己紹介:林

20190705日(金)
こんにちは!
4月より、金曜11:00 〜 15:00のLALAデスクを担当しているです!
比較社会文化学専攻の博士後期で、音楽学を学んでいます(水曜11:00〜13:00の木村さんと同じ専門です)(*^_^*)。

今日は改めまして自己紹介と、私の研究についてご紹介します。

名前:林
現在の専攻:比較社会文化学専攻 表象芸術論領域(音楽学)博士後期1年
お茶大のどこでやってるの?とよく聞かれます・・・学食の裏手にある文教2号館に音楽の人もいるのです・・・

学部〜博士課程まで
・学部:音楽大学にて、中学生から学び始めた声楽を専攻。ひたすら演奏!
・社会人(2年間):音楽講師、家庭教師、事務職などのアルバイトを掛け持ちしつつ音楽大学大学院への進学  
          を目指すも、心理学や音楽理論に興味を持ち始め、迷いに迷う
・修士:比較社会文化学の音楽表現学コースへ入学。「音楽を学問する」ことをイチから学び、
人生初の論文を書く。演奏と理論を両立させるため、演奏に役立つ研究をしたいと考えはじめる。

・博士:学会参加や諸機関への申請書類などタスクに追われていますが、自分で動けば何でも出来る期間を有難く感
    じています。


○ わたしの研究について
研究領域:19世紀イタリアオペラ
研究テーマ:G.ヴェルディのオペラ作品における「朗唱」の使い方

皆さんは「オペラ」にどのようなイメージをお持ちでしょうか?『フィガロの結婚』『カルメン』など作品のイメージ、(恐ろしく迫力ある)裏声で歌うオペラ歌手のイメージ・・・だいたいの方のイメージは「華やか」で「大げさ」という印象ではないでしょうか。
G.ヴェルディという作曲家はイタリアオペラを代表する作曲家であり、まさに上述したようなドラマティックで華やかな作品を多く手がけています。しかし、彼が作曲人生の初期から晩年に至るまで追求し続けたのは「リアルを創る」ことであり、いくつかの作品の中で「朗唱」を積極的に取り入れているとされています。
「朗唱」とはメロディよりも言葉の抑揚や調子を優先した、「朗読」「スピーチ」に近い形の歌唱方法です。
わたしの研究は、ヴェルディの作品の歌唱旋律を細かく分析していくことで、「朗唱っぽい」とはどういう事なのか、どのような条件で用いられているのかを明らかにし、ヴェルディの「リアル」と「朗唱」の関係を追求する、というものです。


○ 学習に関して、得意なこと
(1) 「検索をかける」こと → 知りたい事には勿論、知らなかった情報に出会う為の検索方法を日々考えています。
(2) 「ゼロから文章を仕上げる」こと →申請書類など重要な文章を書くときのお手伝いが出来るかもしれません。


文章を読むことと調べ物が好きです!
些細な疑問でも大丈夫です。ぜひLALAデスクへいらしてくださいね〜!

Excelとの上手なお付き合い♡

20190704日(木)
こんにちは、木曜LALAの菰田です。

Excel、初めて出会ったのはいつであろう・・・

企業につとめている間、パソコンに存在することは知っていたはずだ。
しかし、開いてみることはあっても、中途半端な形のマス目の集合体に縁はなかった。

そう、しっかりいじってみたのは、会社員ではなくなってからな気がする。
そう、確定申告が必要な身分になってからであって、まだ浅い付き合いなのかもしれない。

だから相思相愛、とまではいかない。

Excelという、なんだか馴染みのない言葉は、1回では覚えきれなかった。
しかし、その後知る。その近寄り難い名称が ’優れている’という英単語から生まれたことを。
なんだか気合いが入っている名前じゃないか・・・

そして、最近、私は日々、Excelと一緒にいる。
長い時間をかければ、この子は私に夢中になってくれるのか?

いや、違った。
アプローチを間違えた。

統計ソフトを用いようとしたら、縦軸と横軸を間違えていた。
痛恨のミス、、、というより、なんだろう、この初歩的な勘違いは。

そう、意外と質問紙調査の集計作業が楽しかった私は、「ふふふ〜ん」と作業を進めていた。
感覚で。(間違いがないよう、またデータの扱いには極めて細心の注意を払っているけど)

普段、マニュアルを見ずに、家電やOA機器を設置する人は要注意だ。

まずは、これを読んで、心を落ち着かせよう。

アンケート分析入門


そして、無数のデータ入力につかれたら、Excelとは別の付き合い方もしてみると良いかも

お茶猫

迷うより、慣れよ

#こもだ #LALA文庫

自己紹介:小林

20190703日(水)
こんにちは!LALAの小林です。
遅ればせながら、自己紹介を兼ねて私の研究についてご紹介いたします。

研究対象

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専攻は哲学で、19世紀デンマークの思想家・キルケゴールを研究しています。
キルケゴールはニーチェと並び「実存主義」の創始者と言われる思想家。
性格は皮肉屋でロマンチストで理想が高くて神経質で論争的と、とにかくひねくれてます。
哲学史的には、「倫理や宗教の問題は生きている私たち自身(実存)と関係しているものであって、論理だけで解決できるものではない」と主張したことで評価されている人物です。


研究背景:キルケゴールブームとその弊害

キルケゴールは倫理と宗教の問題領域と純粋な学問の領域を様々な仕方で区別しましたが、
基本的に、純粋な学問は合理的に物を考えて全ての人に共通な答えを出すもので、
倫理と宗教は個々人がどんな選択をするかが重要だとして
理性非理性の対立構造で語りがちです。

キルケゴールが流行った20世紀のヨーロッパは、世界大戦の影響で伝統的な価値や合理主義への信頼が崩れ始めてきていました。
そんな中で、キルケゴールの思想は「皆に共通の真理などない!個々人の選択が大事なのだ!」という時代の声を反映したスローガンのように受け取られたのでした。

一方で、こうしたキルケゴールの思想は「自分の考えだけを真理と思い込むエゴイズムだ!」という批判も受けました。
とりわけ、キルケゴールが最も理想的とみなす宗教的な生き方では、神に息子を殺すことを求められたり(cf.アブラハム)、この世の社会から迫害されて死ぬことが良しとされたりと、社会から逸脱したおどろおどろしい話がたくさん出てくることもあり、神と自分の救済なら何してもいい危険な個人主義だと見なされることがしばしばありました。


研究内容:キルケゴールを通して宗教について考える

そうしたキルケゴール=個人主義者という「偏見」にたいして、「いやいやそんなことないぞ!!」という新しい解釈を出すのが私の研究です。
キルケゴールの「過激な」宗教思想は、昨今の宗教がらみのテロとの関連で批判されることも多いので、キルケゴールを読み深めることで、現代の宗教問題や宗教と社会の関係を考えるヒントも見つかるのではと思っています。
「きっと何かいいことをいっているはずだから、私がそれを引き出してやるんだ!」というきもちで、日々クセの強い文献と格闘しています。




基本的には本を読みながら一人でうんうん悩むタイプの研究ですが、他人と話したり、自分の意見を伝えてみたりすると、ごちゃついていた考えが整理されたり、新しいことに気づいたりするものです。LALAではそんな思考の整理のお手伝いができたらいいなと思っています。

他にも、勉強していく中で「もっと早く知りかたかった!」ということがたくさんあったので、そういう便利な情報をどんどん共有していきたいなと思います。

小林は火曜13:00-15:00と、水曜13:00-17:00が担当です。
勉強の息抜き感覚で気軽に遊びに来てください!