『プレゼンテーション・学会発表・授業発表」を控えたあなたへ』

20190613日(木)
こんにちは、木曜LALAの菰田です(゚∀゚)

きょうは、随分と知られた著書ではありますが、
LALA文庫から、こちらの本をご紹介します.゚+.(・∀・)゚+.

プレゼンテーションの技術

研究にとって、何が大切か、というと、そうプレゼン・・・

寡黙で実直で、内向的で、表現下手だけど、研究においては頭の切れる鋼の人。
というイメージのある研究者。

個人的にはそんなタイプの研究者は大好きです。
そして、そのタイプの方でも、研究を成り立たせていける世の中であるべきだと考えてもいます。

また、研究の短期間での’成果’を発表することが’社会的責務’のように一律に述べられることは、長期間を要する根源的な研究の存在意義を脅かすことへも繋がる••• 研究のあり方については、私の愛読書である永田和宏氏『知の体力』にも言及されています
この本についてはまたご紹介します!

しかし実際問題、研究を進めていくと必要になってくるのが、その研究の意義や成果について、周知をする能力。
そう、プレゼンテーション能力です

特に私の研究では、希少疾患を対象としているため、その疾患の理解を促進するためにも、
「研究を進めたら、それを世界に公表する」作業はいわば不可避。というより
それをしたいから、研究をしている側面もあります。

でもプレゼンテーション、というと、身構えます。
彼ら(マッキンゼー)のプレゼンテーションは基本的に「対価を得られるかどうか」がかかる異質なものでもありますし、マッキンゼーというと「1を100にもしてしまう、資本主義のてっぺん集団じゃないか!」なんて
思うかもしれません。

この本にさっと目を通して見ると・・・無駄がない情報の羅列で、
プレゼンに長けた人々がいかに「試行錯誤」をし「プレゼンに長けた状態へ」と自己構築していったのかが分かります。

実際のプレゼンテーションでまさにこうなんですよね・・・

「目的」「説得したい相手」「持ち時間」を明確にすることから、レクチャーは始まります。
あ、その前のイントロダクションでは、「プレゼンテーションの担当になってしまったことへの不幸」を受け入れることからスタートし、プレゼンの技術を’自転車に乗れるようになる’ことに例えていることも見逃せません。

そして、ここが肝要、リハーサルの重要性も説いています。「うまくやるため」ではなく「欠点をみつけるため」に。  
私がこの本で最も心くすぐられたセクションは「ユーモアを真面目に使う」。
建設的ではない ’ユーモアは不安の証’であることに気づいた筆者が自らの経験をもとに書いています。
とある学会に出席していた時に、まさに’よく分からないユーモアの乱用’にちょっぴりウンザリ感じてしまったことが…

真面目そうな雰囲気のドクターが(恐らく会場の笑いを取ろうと)本編とは関係のないギャグ?を数回言ったのですが、
ついつい・・・言いようのない気持ちになってしまった私。
確かに、人を惹きつけるには聞き手に楽しんでもらうことも重要だとは感じますが、「聞き手に受け入れられているか不安」から繰り出されるユーモアは、本末転倒感が否めなくなってしまいます。

ちょっと、視聴率が取れないと困るから、やたらとお笑いの方向に持っていこうとするドキュメンタリーを見てる感じ
(〃▽〃)

これは、気をつけなければいけませんね(って、そんな余裕すらないのですが)…(-∀-)

そして、最後にある
プレゼンテーション・チェックリスト
は、自分のプレゼンテーションをさらなるブラッシュアップへと導いてくれそうです

個人的にも、10月にメキシコの学会でミニプレゼンテーションを控えている身
今は他の作業に忙殺されていますが、8月(夏休みの準備期間)に入ったら、この本を再度読み直して
(その出来に悔いが残るのは仕方なし、としても)準備に悔いなきようにしていきたいと思います

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