LALA文庫に新しい本が入りました!

20171026日(木)
今日は昨日の寒空とうってかわって、澄みきった青空のいいお天気ですねえ。

読書の秋、そして論文執筆や学会など学術研究成果発表の季節です。
LALA文庫に新しい本が13冊入りました。以下にリストをあげました。

C: レポートや論文作成など、大学での学びに関するもの【上級】
C16:『論文作成デザイン : テーマの発見から研究の構築へ / 細川英雄著』(図書館請求記号:816/H94)
C17:『研究活動デザイン : 出会いと対話は何を変えるか / 細川英雄著』(図書館請求記号:002/H94)

D: 留学生向けの論文執筆に関するもの
D11:『留学生のためのアカデミック・ジャパニーズ聴解 上級 / 東京外国語大学留学生日本語教育センター』(図書館請求記号:810.7/To46/1)
D12:『留学生のためのジャーナリズムの日本語 / 一橋大学国際教育センター』(図書館請求記号:810.7/R98)
D13:『留学生のための日本語で学ぶパソコンリテラシー / 橋本恵子』(図書館請求記号:810.7/R98)

E: 英語での論文執筆に関するもの
E8:『英語のプレゼンテーション : スキルアップ術 / 田中真紀子』(図書館請求記号:837/Ta84)

G: プレゼンテーションに関するもの
G6:『ぜったい成功する!はじめての学会発表 / 西澤幹雄』(図書館請求記号:407/N87)
G7:『直感に刺さるプレゼンテーション / 望月正吾』(図書館請求記号:336.4/Mo12)
G8:『データ処理・レポート・プレゼンテーションとOffice2016 / 小川浩』(図書館に所蔵なし)
G9:『これだけは知っておきたい「プレゼンテーション」の基本と常識 改訂新版 / ザ・アール』(図書館に所蔵なし)

H: その他/もっと知りたい方へ
H9:『統計のきほん(Newton 2017年9月号増刊 「Newtonライト」シリーズ)』(雑誌コーナーに所蔵)

I: PCの操作やスキルに関するもの
I16:『スマホ世代のためのパソコン入門 / 村松茂』(図書館に所蔵なし)
I17:『パソコン入門5冊分! : Windows10入門+Windows10活用+インターネット&メール+Word+Excel / 飯島弘文』(図書館に所蔵なし)

図書館2階カウンタ前のLALA文庫の棚にありますので、ぜひ手にとって研究や発表に役立ててくださいね!
「図書館に所蔵なし」の本は、LALA文庫にのみ所蔵しています。貸出ノートに記入して当日中に返却してください。

#LALA文庫
#後藤

Google Scholarの利用法(2):参考文献の作成に使ってみる

20171019日(木)
前回に引き続き「Google Scholarの利用法」です。今回は論文末に参考文献についてです。
Google Scholarの検索結果を見ると

スクリーンショット 2017-10-12 14.55.32

上の図にもあるように「」をクリックすると

スクリーンショット 2017-10-12 15.15.38

このように3つの書式で論文の書誌情報が表示されますので、参考文献リストを作成する時にここから情報を入手することができます。

以下の3つの書式で表示されています。
MLA Style(米国現代語学文学協会(Modern Language Association of America)が規定しているスタイル)
 →著者名.”論文タイトル”. 雑誌名(書体はイタリック)巻号 (出版年): ページ.

APA Style(米国心理学協会(The American Psychological Association)が規定しているスタイル)
 →著者名. (出版年).論文タイトル. 雑誌名(書体はイタリック), 巻号, ページ.

ISO690 Style(国際標準化機構 (International Standard Organization)が規定しているスタイル)
 →著者名.論文タイトル. 雑誌名(書体はイタリック),出版年,巻号: ページ.

微妙に出版年の場所や、ピリオド「.」、コンマ「,」、コロン「:」の使い方が違っているのがわかると思います。

マーヤさんの「引用・参考文献リストの書き方」に参考文献リストに必要な書誌情報と書式について書かれていますので、それも参考にしてみてください。

参考文献の形式は専攻分野や雑誌によって異なるので、雑誌に投稿する場合は執筆要項をよく読んでおくことが重要です。特に参考文献の書式が決められていない場合は、自分の参考文献リストの中で統一する必要があります。

RefWorksのような文献管理ツールを使う方法もありますが、データベースソフトで参考文献のデータベースを作成しておくのも良いかもしれません。

LALA文庫(B12:図書館請求記号816/W46)にある『大学生のための論文・レポートの論理的な書き方 / 渡邊淳子著』研究社(2015)の83〜87ページも参考にしてみてください。貸出中になっていても、この本は電子ブック(利用期限:2017/11/17←ただし期限付き!!)でも読めます。

#情報検索 #後藤

論文における「主張」とは何か。

20171014日(土)
こんにちは!LALAのゆ〜りです。
急に冷え込んできましたね。皆さん寒さ対策をしっかりして風邪などに気をつけてくださいね。

今回は論文における最も難しいテーマ、自分の論点をいかに主張するかについて考えてみたいと思います。この点に関しては、まだまだ自分も道半ばですので、みなさんと一緒に考えていければと思っています。

まず、「主張」とは、こんな論点を主張しなさいと誰かが教えてくれるわけではありません。自分が普段の社会生活などで疑問に思っていること、もっとこうしたらいいのにと思っていることなど、何らかの自分の違和感(問題意識)を大切にし、その芽を育てていく必要があります。「一般的にはこう言われているけど、なぜそうなるのだろう」といったまだ明確に解明されていないことや、「この問題に関してこういった意見とああいった意見があるけど、どちらが本当なの?」と疑問に思ったことがあれば、それを大切にしていくのです。

つまり、自分の「主張」とは、自分の中にある明確な問題意識が前提にあってできるものなのです。そこで初めてこれまで他の人たちはその問題をどのように考えてきたのか、すでにどこまで解明されているのかなどを先行研究から探っていくのです。そのうえで、改めて自分の考えを掘り下げ、練り上げていく作業を行い、まだ見えていないところはどこなのか、どこに問題があるのかを明確にしていくのです。そのため、研究における「主張」とは、先行研究の熟読の中から出てくるべきものなのです。単に自分はここが問題だと感じていてこうすれば解決すると主張するだけでは意味がないのです。なぜなら、すでに自分が考えていることは、先人たちが主張してきて解明されていることかもしれないし、実は自分が着目していることよりももっと重要な解決すべき問題が別のところにあるかもしれないかからです。単に自分が気づいていないだけなのかもしれないのです。そのため、研究は自分勝手な見方では成り立たないのです。謙虚に先人から学ぶ姿勢が重要なのです。それが社会的意義のある研究につながっていきます。

自分の問題意識を掘り下げる作業は、自分の人生における課題や生きづらさを感じている部分かもしれず苦しい作業になりますが、その作業は必ず自分の人生を良い方向へと導いてくれます。悩んだら悩んだ分だけ、葛藤したら葛藤した分だけ、それを乗り越えた時に見えてくる世界が違います。楽しみにしていてください(*^_^*)

また続きは少しずつ書いていきたいと思います。

#ゆ〜り

Google Scholarの利用法(1):論文を集める

20171014日(土)
Google Scholar」を利用したことがありますか?日常的にインターネットのGoogleで調べたいことを検索することは多々あると思いますが、研究論文を書く際には、Googleよりも学術的なことに特化した「Google Scholar」を利用することをお勧めします。

「Google Scholar」の検索窓にある「巨人の肩の上に立つ」は、どんな研究でも先人の研究蓄積の上に成り立っているという意味です。論文を書くにあたって、その研究テーマについての先行研究を集めて、それらの研究から新たな知見を見出すことが重要になると思います。

先行研究論文の収集方法については、このLALA Tipsの過去記事にもありますので参考にしてみてくださいね。
キーワードについて(2017/5/22)
Ochanomizu Searchを利用してみてね! (2017/5/30)
データベース「Scopus」について(2017/6/16)


まずは収集した論文の中で、読んでみて一番興味深かったものを見てみましょう。
すると学術論文には「」(脚注や後注)と「参考文献」が大体ついています。
「注」には、論文の中に書かれていることの典拠や論拠が示されています。「注」があることによって、その内容が著者の独りよがりではないことがわかります。
つまり注がない場合は、どうしてそういうことが言えるのか根拠不明になってしまいます。
「注」がない文章は、あまり学術的ではないと言えるでしょう。

この「注」にある論文を探して読んでみると、さらにその論文にも「注」や「参考文献」が載っていて、またそれも自分の研究テーマに関係がありそうだったら、探して集める必要があります。
こうして芋づる式に論文が集まってきますが、これを「Google Scholar」を利用することで、多少は手間が省ける場合があります。

「Google Scholar」での検索式は以前マーヤさんが紹介してくださった記事を参照してください。検索式にはAND(AとBの両方を含む)、OR(AかBのどちらかを含む)、NOT(Aは含むがBは含まない)、フレーズ(完全一致)があります。
例えば「gender sports」という単語入れて検索すると以下のような結果が表示されます。

Google Scholar検索結果画面

検索結果の左側のメニューで論文の発表時期や言語を指定することも可能です。
場合によっては、論文の全文もしくは要旨へのリンクが表示されるのでとても便利です。

また、検索する際には論文のタイトル中の用語からの検索だけではなく、常日頃から自分が関心があるテーマの「関連用語」を集めてメモしておいて、論文検索に役立てることもお勧めです。

いろいろ試して利用してみてください。

#情報検索 #後藤

引用・参考文献リストの書き方

20171006日(金)
こんにちは。LALAのマーヤです。

引用の仕方の記事では、レポートなどの本文での引用の示し方について説明しましたが、レポートなどの最後のページに引用した文献や参考した文献のリストを入れる必要があります。必ず引用・参考した文献をすべて入れなければなりません!

基本的に次のような情報が必要です:

書籍
著者名(出版年)『著書名』出版社名.

雑誌の論文
著者名(出版年)「論文題名」『雑誌名』巻数(号数)、ページ.

新聞記事
著者名(分かる場合)「題名」『新聞名』朝刊・夕刊、版(地方版の場合)、発行日、掲載ページ(面).

ウェブサイト
著者名(公開年)「題名」サイト名 サイトのURL(閲覧日)

その他に著者が複数の書籍・論文や、編著の書籍、翻訳書、書籍に載っている論文などがあります。載せる情報と形式が若干違ってきますので、ご注意ください。

また、表記には様々な方式があります。例えば、アメリカ心理学会のAPA方式が有名です。レポートの場合、どのような方式を使えばいいのか必ず先生に確認してください。投稿論文の場合、投稿先の指定があるはずです。指定がない場合、必要な情報を書いて、形式を統一したら、それで大丈夫です。慣れている方式を使ってもいいかもしれません。私はそういう場合、よくお気に入りのAPA方式を使っています。

秘密情報:実はRefWorksなどの文献管理ツールには大抵文献リスト作成の機能が付いています。様々な方式で五十音順やアルファベット順に沿ってリストを作ってくれます。魔法です!引用・参考文献が多い場合はすごく助かります。ぜひ使ってみてください。

文献リストの表記の仕方をまとめるのが難しく、今回の説明は短かったのですが、もっと詳しい情報はいくつかのLALA文庫またはAPA論文作成マニュアル(図書館にある)に載せてあります。それらを参考しながら、文献リストを作ってください!

ではでは〜

#マーヤ