Mendeley機関版を利用しよう!

20210511日(火)
こんにちは、LALAの萌子です。

突然ですが、みなさん、こちらのニュースは見ましたか?
メンでレー

\(^o^)/
これまでも無料版で快適に使えていたのですから、
アップグレードということで、かなり期待です。
(Mendeleyの概要については過去のMendeley関連記事へ)
文献管理プログラム (Citation Managers) を使ってみましょう



無料版から機関版で何が変わるのか、公式HPには以下の説明があります。

Mendeley機関版(Mendeley Institutional Edition)は機関向けの製品で、無料版で利用できる機能に加えて、研究者と図書館に強力な追加機能を提供します。
Mendeley機関版は、無料版で利用できる機能に加えて、個々の研究者向けにはアップグレード(ディスク容量とグループ機能)、図書館向けには統計機能を提供します。


具体的な変更内容を見てみると...
メンでレー2
最大はなんといっても個人用容量の大幅拡大ですね。
SDカード、USBで98G分を買うと考えたら、差は歴然です。
これを学生という身分のおかげで個人契約せずに利用できる
と知ってしまった以上、やらない理由はありません。

もう一度図書館HPに戻りますが、
すでにMendeleyのアカウントをお持ちの方も、学内のネットワーク環境からログインすると自動的に機関版にアップグレードされます。
ということだったので、早速試してみました。

ocha wifiに繋げた状態でインターネットへ行き
これまで使用していたIDとPWを入力してログインしてみました。
すると1秒もたたずにMendeleyからメールが。
mendeley3.png
アップグレードに成功したようです!

さて、気になるのはここから。
他のデバイスからログインしてもちゃんと機関版にアップグレードされているかです。
今度は家のwifiからMendeleyにログインしてみました。
メンでレー4
しっかり個人用容量が100GBに増えていました。
期限も11/5/2022とちょうど1年後になっています。
一度ログインするだけでアカウントが機関版と認識され
それ以降はどこからでも使用できるようです。

図書館HPには
機関版の利用開始後12ヵ月間学内からアクセスしなかった場合、無料版への切り替えを薦めるメールが届きます。引き続き機関版を利用した場合は、学内からログインをしてください。
とあるので、とりあえずの契約期限2024年3月31日までであれば何度でも更新ができます。

現状、プロキシーサーバー経由ではできないとのことです。
なので、大学にいく用事が会った際にでも、思い出して試してみてください。

最後に・・・
2024年度以降、機関版を引き続き契約するかはまだ決定していないそうです。
使ってみて、Mendeleyが使いやすいようだったら
積極的に周りの人にもお勧めしてみてください!
使う人が増えれば、大学も契約延長の判断がしやすくなるかもです。

ではでは、

#萌子 #文献管理

学外から利用できる電子リソース

20210506日(木)
こんにちは。LALAの萌子です。

GWが終わってしまいました、、、。
高校、大学のころは寝れば寝るほど幸福度が増していく人生でしたが、
最近は寝すぎると身体が痛くなって、「趣味は寝ることです」とも言えなくなってきました。
20代半ば過ぎれば右肩下がりという言葉は本当だったんだと日々痛感しています。

5月病にかかる要素もない日々を送っているわけですが、
LALAとしてはこの日々の中でいかに大学生活、特に学業を不具合なく過ごせるかを
みなさんと引き続き考えていきたいと思っているので、よろしくお願いします!

前回は2本立てで、セミナー「コロナ禍でもできる社会調査」の終了レポートを書きました(前半後半)。
このセミナーでは主に対ヒトの調査に重点をおいてお話ししため、該当しない方もいたかもしれません。
そこで、今回は文献調査寄りのお話しをしたいと思います。
参考にするのは、年明けに図書館が更新した「学外から利用できる電子リソース」です(こちら)。
これを参照しつつ、在宅でも大学のリソースを活用する方法を見ていきたいと思います!

オンライン授業になってから不便になったと感じることの一つが、
大学に行かなくなったせいで図書館の蔵書をはじめとする
大学の持つ文献にアクセスする機会が減ったということではないでしょうか。
そうした中でぜひ活用したいのが「電子リソース」と呼ばれるものです。
電子リソースとは、電子ブックや、電子ジャーナル、データベースなどのことを指します。

「私は絶対、紙派!」という方も多くいるとは思いますが
ジャーナルまるまる一冊入手するのではなく、目当ての論文一本あればいい、という時や、
そもそも電子版でしか公開していない文献などを入手するには、
まず一旦、PDFファイルなりでアクセスできなくてはなりません。
しかし、家から検索していてやっと見つけたというのに、
アクセス権がありません」とか「ログインしてください」とかではねられ、
閲覧・ダウンロードできなかったことはありませんか?そこで諦めてしまったことは?

論文の中にはopen acessといって誰でも閲覧できるように公開されているものもありますが、
基本的にはジャーナルとして出版しているものなので、自由に誰でもというわけにはいきません。
しかしそれだと学生は論文をほとんど見れなくなってしまう。
そこで大学は様々な論文リソースを提供するサービスと契約しています。
下の方法を取れば、お茶大が契約している範囲まで利用できるコンテンツを広げることができます。

お茶大図書館のHPでいうと、
ホーム画面上の5つのタブの真ん中にある「学習・研究サポート」にカーソルを合わせると
一番上に表示される「電子リソースを学外から利用する」が参考になります。
今後よく使うことになるのであればブックマークしておくと便利です。
こちら→ https://www.lib.ocha.ac.jp/remoteappli.html

電子リソースを学外から利用する方法は3つ
⑴ 学認による利用
⑵ お茶大プロキシサーバー経由による利用
⑶ 学外アクセス専用アカウントでの利用

いずれの方法でもアクセスできるものから、一つの方法からのみアクセスできるリソースもあります。
利用したいサービスに合わせて方法を組み合わせながら活用してみてください。

個人的にお勧めなのは、⑵の方法です。
一度サーバーを経由すれば、
学内のインターネットに接続しているときとほとんど条件が変わらないので、
いっきにさまざまなリソースを利用する際はこちらが効率的です。

また、新型コロナ感染拡大の状況を考慮して、
一時的にサービスを拡大しているデータベースも記事では紹介されています。
⑴ SciFinder【2021/6/7まで学外からもアクセス可能】
⑵ JSTOR【一部の契約外ジャーナルを2021/6/30まで利用可能】
⑴は主に理系の学生が使うことになるとは思いますが
関心に合えばこういった形で利用できるサービスにもアンテナを張っておくといいです。



電子リソースは論文以外にもデータベースが含まれます。
その中で私がお勧めしたいのが「新聞記事検索」です。
図書館のHPでいうと、上から5番目の「ニュース記事」から行けます。
データベース

お茶大が契約しているのは、朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞の3社のデータベースです。データベース2

新聞社によって何年から現在までのデータを公開しているかは異なりますが
特定のワードが年代ごとにどのように扱われているのか
を分析する際にはうってつけの方法です。

私も学部の卒論でLGBTコミュニティを扱った際
「同性愛」、「性的少数者/性的マイノリティ」、「性の多様性」...etc.
で検索をかけ、記事の内容を分析しました。
地域ごとであったり、フィルターも複数用意されているので
さまざまな条件のもとで記事を収集することができます。
PDFで落とせる記事もたくさんあるので、データの管理もしやすいです。
根気のいる作業ではありますが、巣ごもり中にぜひチャレンジしてみてください。

今回はここまでにします!
プロキシーサーバーを経由する方法さえ習得すれば
いままで大学でしかできないけど、それだけのために行くのもなあ
と足が遠のいていた情報収集もサクサクと進むはずです。
お試しあれ。

#萌子 #情報検索



TeaPot ( 教育・研究成果コレクション ) を使ってみよう

20191210日(火)
こんにちは 火曜日(11時〜13時)と金曜日(13時〜15時)の林です。
グッと寒さが強まってきましたね〜
図書館で勉強する人も多くなる季節です!風邪気味だな〜と思う方、風邪をひいてはいけない!という方、マスクを携帯してさっと着けられるようにしておきましょうね((((;´・ω・`)))

さて、今日は TeaPot お茶の水女子大学 教育・研究成果コレクション についてご紹介します!

名前の通り、お茶大で出している論文集、学位論文(博士)、紀要など膨大な数の資料を扱っています。
アクセスは、図書館ページのバナーから


Teapotgazou1.png



トップページには、「キーワード検索」と「インデックスツリー」からの検索機能があります。
自分の研究に合致した論文を探していたり、特定のテーマが頭にある場合は、「キーワード検索」が良いかもしれません。
一方で「インデックスツリー」は、そもそもどのような研究誌が収録されているのか知りたい人に良いでしょう。


Teapotgazou2.png



どのページにアクセスしても、常に左端に「インデックスツリー」が表示されているのも便利です。

Teapotでは、博論や学術論文だけではなく、海外短期研修や、国際学生フォーラムの報告書や、附属校の紀要も閲覧することができます。


Teapotgazou3.png



学部生はもちろん、大学院生にとって、身近に(大学に)どのような学術誌があり、どのような先輩が、いつ投稿しているのか?を自分の目で確認しておくことは、自分の研究活動のひとつの目安にもなり、モチベーションにもなると思います。もちろん、書式の勉強にもなります。
また、他のジャンルで近年どのような博士論文が出ているのか、題目に目を通すだけでも刺激になりますね!

課題が多く忙しい時期ですが、煮詰まったら先輩方の論文をちょこっと覗いてみましょう

#林 #情報検索

附属図書館活用ガイド③--図書の貸出延長・予約

20170718日(火)
図書館のオンラインサービスを使ったことがありますか?まだまだ知られていないようです。

図書館ホームページの左上にオンラインサービスにログインできる箇所があります。

図書館オンラインサービス

図書館のオンラインサービスでできることで、とっても便利なのが以下のことです。これは大学内にいなくてもネットがつながっていて、図書館のサイトが閲覧できれば、どこでも利用可能なサービスです。わざわざ図書館カウンタに出向かなくてもいいんです!

1. 貸出・予約の確認と延長
借りたい本の予約、現在借りている資料の確認や、貸出期間の延長がネットがつながっていればどこでもできる!

2. 図書購入申込(学内者のみ)
図書館で購入・所蔵してほしい資料のリクエストができる!

3. ILL(文献複写・貸借)(要事前申請→申請方法をご覧ください)
お茶大の図書館に所蔵していない雑誌の論文のコピーや、単行書(利用状況は所蔵館の規定による)を借りることができる!

2と3については、ゆ〜りさんの5/12付の附属図書館活用ガイド(1)文献取り寄せについて、5/16付附属図書館活用ガイド(2)図書購入希望についてに詳細が掲載されていますので、ぜひ読んでみてくださいね。

その他のオンラインサービスについては、図書館ホームページのオンラインサービスガイドをご覧ください。

オンラインサービスを活用して、楽しい図書館ライフを過ごしてください!

#後藤

附属図書館活用ガイド②−図書購入希望について

20170516日(火)
こんにちは!LALAのゆ〜りです。
今回は図書館活用ガイド第2弾として、図書購入希望の申請の仕方をお伝えします。

図書購入希望とは、お茶大の附属図書館に入っていなくて、でも、この本はどうしても読む必要があるし、全部は自分で購入できないし、他の皆さんにもきっと役立つ利用価値の高い本だから、ぜひ図書館に入れて欲しいというときに、図書館のホームページから申請できるシステムです。

お茶大附属図書館のホームページのオンラインサービスから、お茶大アカウントのIDとパスワードを入力してログインしたら、「図書購入申込」のメニューをクリックして必要事項を記入してください。

その際、附属図書館に蔵書があるかないか確認をしたうえで、書名や購入希望理由などを書いてくださいね。
購入希望理由は、「この本が欲しいから」ではなく、論文の内容と照らし合わせながらこういう論文を書くために必要だとか、この本は今後どれほどの利用価値があるのかということを含めてできる限り多くの方にも読んでもらえる本だというアピールをしてくださいね。

専門書を一人で集めるとなると結構金銭的な負担も大きくなると思いますので、多くの学生のみなさんにも役立ちそうな本は一度購入希望を利用してみてください!

#ゆ〜り