検索式

20170531日(水)
こんにちは。

LALAのマーヤです。

先週のキーワードについての記事に引き続き、情報検索と関連している記事を書いてみました。

検索するとき、キーワードを組み合わせることがよくあります。情報をもっと効率的に探すため、様々な検索式を使うといいです。検索エンジンによって検索式が違いますが、ヘルプページに説明が書いてありますので、確認してください。今回はOPACCiNiiGoogleの検索式について簡単にご紹介します。

(以下□はスペース)

AND検索
  例:A□AND□B
または
  例:A□B

キーワードのすべてを含むものを検索します。

OR検索
  例:A□OR□B

キーワードのいずれかを含むものを検索します。

NOT検索
  例:A□NOT□B
または
  例:A□-□B

NOTや-に続くキーワードを除外して、検索します。

完全一致
  例:”social media”

単語や語句を引用符(ダブルクォーテーションマーク)で囲みます。検索語句をそのまま検索できます。OPACとCiNiiでは、日本語で検索をする場合、スペースを入れずに検索すれば、完全一致検索になります。

<Googleのみ>
ワイルドカード検索
  例:"The early * catches the worm."

語句の中で不明な単語の場所に * を挿入して、検索します。

詳細検索
ほとんどの検索エンジンには詳細検索の機能が付いていますので、それも活用してみるといいです。

様々な検索式を使ってみてくださいね。

ではでは〜

#マーヤ

Ochanomizu Searchを利用してみてね!

20170530日(火)
レポートや論文を書く時に、まず自分が決めたテーマでどんな研究が今まであるのか、先行研究を調べる必要がありますよね。そんな時にはどうしますか?

お茶大図書館のホームページの左側のメニュー
スクリーンショット 2017-05-23 14.26.39

から、まずお茶大図書館で関係する本を探したい場合はOPAC、論文だったらCiNii Articlesと使いわけていると思いますが、本も論文も一緒に探したい場合は、是非Ochanomizu Searchを使ってみてください。

Ochanomizu Searchの良いところは、
スクリーンショット 2017-05-23 14.37.36

のように、検索する時に条件をつけて絞り込めるところです。
例えば、論文の書誌情報だけではなく、本文そのものをネット上で読めるかどうかや(CiNii Articlesでも「本文あり」にチェックを入れて検索可能です)、専門家による審査を経た研究論文(査読論文)だけを絞り込むこともできますし、新聞記事、書評、学位論文を除外して検索することもできます。
またCiNii Articlesは、基本的に日本で出版された雑誌記事が検索できるサイトですが、Ochanomizu Searchは海外で出版された雑誌記事や図書も検索できます。

(海外の論文を検索するツールとして、お茶大では「SCOPUS」と「EBSCOhost(Academic Search Premierなど)」を契約していますので、そちらもぜひご利用くださいね。お茶大図書館HP→データベース・電子リソース一覧→雑誌記事を探す・入手する からアクセスできます。)

CiNii BooksもCiNii ArticlesもOchanomizu Searchもまずはヘルプを読んでみて、それぞれの特徴をつかんで使いわけてみることをおすすめします。

#後藤

読みたいけれど読めない本たち

20170529日(月)
暑い日が続いていて、冷房の効いた部屋に閉じこもる夏の到来を感じさせる今日この頃です。
突然ですが、大学生活は、読まなければならない本と読みたい本と、読める本と、読んだ方がいいけど読めない本と、読まなくてもいいのに読みたくて読めてしまう本とに囲まれ、追われる生活と言っても過言ではないように思います。
授業やレポートのために必要な本を読むだけではなく、日頃から興味のある分野の本を読み込んでおくことが理想ですが、身体的に忙しかったり精神的に忙しかったりして、コントロールが難しくなることも多いのではないでしょうか。

そこで、今回は、充実した夏のために、お部屋の友、そして何より学習に欠かせない「本」との関わりについて、見直してみたいと思います。

今回想定する悩みは、読むか読まないか、ある程度自由に選択できるタイプの本の群れをどうするかということ。
つまり、
「本を読みたくて借りた(買った)のに、全然手をつけられていない…」
ということです。
専門分野に近い本に限って、興味のある本に限って、なぜかそうなってしまったりもして…。

こういうとき、部屋に積まれた本のタワーに圧倒され、
「読まないといけないのに、読んでないぃぃぃぃぃぃ」
と思っても、実行からはどんどん遠ざかってしまいます。

なぜそんなにも本が溜まってしまうのか、どうして読めないのかを考えてみます。


問題:なぜ本が溜まってしまうのか。

考えられる理由例:

①とりあえず興味の湧いた本は全部借りて(買って)しまう。

→たぶん、読むべきなのはその中の一冊か二冊、場合によっては一部分だけです。今回本を借りたのは、「そのジャンルにどんな本があるか知る」ことが目的だったと割り切って、本当に読みたいもの以外返して(売って、仕舞って)しまいましょう。全部読みたくなければ、全部返して(売って、仕舞って)しまった方が健康にいいと思います。

(私はとても飽きっぽいので、「興味を持続させる」という目的だけで、本を借りまくってしまうことがあります。そして、読まずに返してしまうことも多かったです。しかし、一回借りた本は不思議と覚えていて、後で資料として必要になった時にすんなり借りることができてありがたかったこともありました。ですので、読まずに返しても、全く無駄ではないと思います)


②興味があるのは一冊だけなのに、関連する本まで一緒に借りて(買って)しまった。

→関連した内容まで押さえられると本当はベストですが、最初は難しいことの方が多いです。諦めて興味がある一冊をしっかり読み込む方がいいと思います。その一冊を読むことすら大変なこともあります。
①と同様に、興味ある本にどのようなことが関連してくるのかを知ろうとすること、本のタイトルを通じてでもなんとなく掴んでおくこと、は十分に意味があると思います。


③その分野のトレンドであったり、誰かに勧められたものだったりして、少し興味とは違うんだけれど、読まないといけないと思って借りた(買った)。

→「読まないといけない」という気持ちが、義務感からくるものであったり、強制されるように感じるものであったりするのであれば、苦しいだけです。とはいえ、本当に自分の興味とかかわりがないのかどうかは本を開いてみなければわかりません。
音楽を聴きながらとか、アロマを焚きながらとか、リラックスできる環境で、パラパラめくってみる、前書きだけ読んでみる、あとがきだけ読んでみる、などしてみて、本との相性を確かめると良いでしょう。
内容に興味が湧かなくても、文体が好きとか、装丁・雰囲気が好きとか、意外な理由で読めたりすることもあります。



④やりたいことに関係するから借りた(買った)のだけれど、その前に別のやらないといけないことがある。

→「やらないといけないこと」にまず取り掛かってみるしかありません…。「やらないといけないこと」をやっている間もその本のことが忘れられなくて頭がごちゃごちゃする、ということであれば、スキマ時間にちょこちょこ読むなど、自分で責任を持って工夫してみると良いです。一行読めれば、読まないで返してしまうよりは気持ちが楽になります!



問題:なぜ本を読めないのか

考えられる理由例:

①読まないうちに「旬」(読みたいタイミング)が過ぎてしまった。

→「旬」が過ぎてしまったと感じるのであれば、その流れに任せて一度離れてみたほうが気持ちも楽になると思います。


②「読んでいない」ことがプレッシャーになり過ぎて、その本を見ると辛い気持ちになる。

→もしできるなら、手にとって、表紙を開いて、中身をパラパラして、一部だけ読んで見る、という四つのステップを、できるところまでやってから、返すなり仕舞うなりできるといいと思います。


③途中までおもしろく読んだが中断しており、別のことに追われているうちに時間が経ってしまった。

→もう少し読み進める時間はないか検討し、あるのであれば、できるところまで読んでから離れるといいと思います。
もう時間がないのであれば、読めた部分までをその本の読書体験と位置付けて、一区切りつけるといいと思います。


④とてもおもしろそうなのだが、自分がとても関心を持っていることに近過ぎて、読んでしまったら何かが変わってしまうようで、なんだか怖い気がする。

→(私はビビリ屋なので、よくこういう気持ちになります。皆さんはこういう気持ちになることはありますか?)
その物事にとても関心を持っている気持ちや感情に浸り切らないで、一度整理する時間を作るといいと思います。大事にしていることがらに関しては、新しい情報をやたらに入れれば良いというものでもなく、取捨選択も必要ではないでしょうか。その本に書かれているであろう情報、その本から伝わる雰囲気、著者の考え方などを取り入れることが、大事にしていることと自分との関係にどう影響するのかを冷静に検討し直して、本当に、今、必要なのかを検討した上で、読むか否かを決断できるといいと思います。


⑤とてもおもしろそうなのだが、書かれていることがハードな感じがして、なんだか怖い気がする。

→手にとって、表紙を開いて、中身をパラパラして、一部だけ読んで見る、という四つのステップを、できるところまでやりながら、自分の反応を観察しつつ、判断して見るといいと思います。


⑥ちょっとだけ読んだ時に、あまり好ましくないと思った。本音を言えば読みたくないが、ちょっと読んだだけで決めつけてしまうのもどうかと思う。けれど手も出しづらい。

→なぜ「好ましくない」と思ったのか、無理のない範囲で少しでも掘り下げられたらより良いのかなと思います。読んだ箇所と別の部分を思い切って開いて、雰囲気を確かめ、自分がどう感じているか、読みやすいと思えるかどうかなどを見てみる。「あとがき」がある場合はそこをまず読んでみて、本文と違うタッチで書かれた作者の文章に触れて、気持ちに変化があるか観察してみる。こういった方法があるでしょう。


以上、今のところ思いついた原因と対処法を並べてみました。

この他にも、体調が悪い、目が疲れている、精神的に余裕がない、など、ご自身のコンディションが影響している場合も多いと思います。
読書は学習の基本ですが、地道でしんどい作業でもあります。できるだけ無理をせず、楽しく新鮮な気持ちで続けられるといいですよね。

#みあ

LALA文庫の新刊 その1

20170525日(木)
今年度になってから「LALA文庫」に新しく入った本を紹介します。

『理系のための文章術入門 : 作文の初歩から、レポート、論文、プレゼン資料の書き方まで / 西出利一著』化学同人(2015/3)
LALA文庫の配架記号 A15
図書館の請求記号 407/N81

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本の帯に「新入生から社会人までずっと役に立つオススメの1冊」「文章を書くのが苦手な人に!文書作成と困ったときに!」とあり、レポートや論文を書く時に、どんな書き出しで、どんな言葉を使って書けば自分の言いたいことがわかってもらえるかなあと頭を悩ませている人に是非手に取ってもらいたい本です。
本のタイトルに“理系のための”とありますが、文系の人でも参考になる内容です。

「準備編」、「基礎編」、「実践編」、「応用編」の4部構成になっています。

「準備編」では、何のために書くのか、よい文章とはどういうものかについて解説されています。実際の文章例も載っています。

「基礎編」には、具体的に言葉・表現の選び方、ウェブ上にある情報やコーパス*、統計データなどデジタルツールの効果的な活用法が書かれています。

「実践編」には、文書を書く時のポイントや図表・図解の作り方・入れ方、レポートを書く手順とコツ、卒業論文の書き方について説明されています。

「応用編」では、学会での口頭発表やポスター発表、投稿論文を執筆する際の注意点などが書かれています。「口頭発表をうまく行うには」というコラムは、演習授業で発表でも役に立つと思います。

巻末に「逆引き索引」があって便利です。例えば、自分なりに調べた内容はあるけど、そこからどんな結論が言えるだろうと考えた時に、この索引の中の“結果からどうやって結論を導き出すか”は、着想のヒントになります。

*コーパス (corpus):テキストや発話を大規模に集めてデータベース化した言語資料で、電子化されたものがウェブサイト上で公開されています。
例えば国立国語研究所で開発された
「少納言」http://www.kotonoha.gr.jp/shonagon/
「中納言」https://chunagon.ninjal.ac.jp
があります。詳しくは国立国語研究所のサイトをご覧ください。

#後藤

「自分の意見」って何…?

20170525日(木)
「自分の意見を書きましょう」
高校生までは、素直に「自分の意見」を書いておりました。
「そう考える理由も書きましょう」
どうしてそう考えたのか、頭の中の道筋を思い出しながら書きました。

しかし、大学生になると、文献を集めたり辞典を調べたり、集めた文献を読んだりした上で、「自分の意見」を組み立てなければいけなくなりました。「根拠」「論拠」と呼ばれる事柄は、自分の考えた道筋だけでなく、道筋を構築した様々な情報も含まれるようになり、そもそも最初にその情報の整理を行わないといけなくなってしまいました。

時には、参考文献の本文なども引用いたします。
本とディスプレイとを交互に見ながら打ち込んでいると、だんだん変な気持ちになってきます。

「私の言いたいこと、全部書いてある…」
「どうしよう、引用した後、どうやって文章を続ければいいの…このまま書き続けても、この著者と同じ結論になっちゃうんじゃないの?」
「…『自分の意見』って、何?」

うなり続けて7年目に突入しました。
現在もうなっていますが、少しずつ割り切れるようにもなってきたような気がしています。

読みながら、引用しながら、上記のように悩んでしまうような文献や文献の中の記述は、自分自身が気づいていない「自分の中にある意見・見解・主張・視点」に気づかせてくれる媒体なのだと思います。
媒体を通じて自分の中にあるものに気がついたら、それをもう一度自分でじっくりと観察して掘り下げてみることが必要です。
「自分の意見」は、自分の中にある様々な要素の重なり合い、とでも表現すれば良いでしょうか、簡単に言ってしまえば持っている知識と理解と関心etcと密に関わってきます。

図で表すとこんな感じです。
snap_ochadailala_20175411417.jpg

→今の専門分野に関心を持ったそもそもの動機、志向、「〜したい」という希望、現時点で大事にしている考え方など。

水色→専門分野&力を入れている分野&力を入れたい分野、自分に必要な学問分野・領域(その領域における自分の立場、考え方、ものの見方も含む)

緑色→趣味や好きなこと。

ピンク色→専門でもなく、絞り切れてもいないけれど、漠然と関心を持っている事柄。

青色→現時点で一番の自分の課題


上の図の形は人によって様々でしょう(今回は私個人を例にして作成しました)。

さて、「もう言うことがない。自分の意見など出てこない」と一度は思った文献・記述ですが、それをこの図の中に配置するとしたら、どうなるでしょうか?

オレンジ色で示してみます。



左上では、青色の円にほとんど丸かぶりですが、青色の円と重なっているピンクや水色や赤色の円とは重なっていない部分もあります。これら、重ならない部分からの再検討が期待できます。

右上は、赤色の円全体と重なっているので、「そうそうそうなの!」と共感してしまい、新しい視点が持ちにくいパターンだと思います(しかも好きなことともかなり被ってる!)。
このような場合は、オレンジ色の円でカバーし切れていなくて、他の色の円がカバーしている部分、つまりオレンジ色と重なっていない部分から、何か付け加えられることがないか考えてみると良いと思います。

また、ここではオレンジ色の円として示していますが、その文献には、その文献独自の赤色・水色・緑色・ピンク色・青色の円の重なり方があります。
自分自身の赤色の円がすっぽり重なっているからと言って、その文献の円の中の赤色部分とすっかり同じと言うわけでもありません。
文献そのものの円の重なり具合も考慮して、もう一度冷静に読み直してみるとより良いでしょう。

左下は、赤色の部分との重なりがまるでありません。また、自分の知識・関心だけではカバーし切れない要素があることが見受けられます。
こう言う場合も難しいです。「納得できるんだけど、何かしっくりこない気もする。でも知らないこともたくさん書いてあるし、どうしよう」とつい思ってしまうかもしれません。
時間があるのであれば、オレンジ色の円がカバーしている範囲を追いかけるように、勉強してカバーできればいいですが、難しい場合もたくさんあります。
この時は、最低でも、「なぜ赤色の円と被らないのか」「赤色の円と何が違うのか」の分析をしておけると良いのではないかと思います。
重なる部分が多いのに、赤色の円と全く重ならないと言うのも、考えてみれば不思議です。
「違い」を見つけようとする意識でもう一度文献に向き合ってみると、実は一番発見があるのがこのパターンかもしれません。

とても漠然とした内容になってしまいましたが、本当の「自分の意見」と言うのは、このように、自分の持っている要素と、その文献・記述の示している要素との比較を丁寧に行った上で、重なっていない部分(違う部分)を見つけ、その立場から何か言えないか考えることで、生まれるものなのだと思います。
そうして生まれた「自分の意見」は、当然、文献・記述の示している内容や考え方に重なる部分はありますが、さらに違う視点から眺め直され、再構成されたものになるのです。

もちろん、自分が何に、どこまで影響を受けているのか、はしっかり把握しておく必要がありますし、必要な場合には参考にした旨を明記するのは絶対です。

まとめると、しっかり考え直した上で、賛同するところは賛同し、参考になるところは参考にして、新しい視点を盛り込んだものが、「自分の意見」と言うところでしょうか。

以上、長くなりましたが、少しでも参考になるようでしたら嬉しいです。


#みあ

キーワードについて

20170522日(月)
こんにちは。

LALAのマーヤです。

皆さんはGoogleなどの検索エンジンを使ったことがあると思いますが、何かネットで探すとき、どのようなキーワードを入力しますか。キーワードについてよく考えますか。なかなか検索がうまくいかない時もありますね。
課題のための資料を探すとき、Googleだけでなく、OPACやCiNiiなどを使うことになると思いますが、ここでも検索がうまくいくように、キーワードについてよく考える必要があります。
いくつかの適切なキーワードで検索すれば、参考になりそうな資料にあたる可能性が高まります。また、調べたい資料によりますが、時にはすごく具体的なキーワード、時にはより一般化したキーワードで探すことも必要になります。キーワードの組み合わせも大事です。また、ヒットした資料に少し目を通すと、他のキーワードに行きあたることもあります。
選択方法はもっとあると思いますが、大体以下のようなことについて考えてみて、キーワードを選んでください:

    ☆関連語
    ☆類義語
    ☆反対語
    ☆上位概念・下位概念
    ☆一般化した用語・具体化した用語
    ☆表記の違い(漢字、ローマ字、略語など)
    ☆英語の用語(単数・複数)


具体例としてソーシャルメディアについてキーワードを考えてみました。:

関連語・類義語:ソーシャル・ネットワーキング・サービス
反対語:対面コミュニケーション、会話
上位概念・一般化した用語:メディア、非対面コミュニケーション、コンピュータを介して行うコミュニケーション
下位概念・具体化した用語:Facebook、Twitter、Instagram
表記の違いなど:ソーシャルメディア、social media、ソーシャル・ネットワーキング・サービス、social networking service、SNS、フェイスブック、Facebook…

などなど

今回は『資料検索入門』という図書を参考にしました。LALA文庫コーナーにも図書館にもありますので、もっと詳しく知りたい方は確認してくださいね。

資料検索入門


ではでは

#マーヤ

スケジューリングについて

20170519日(金)
こんにちは。

LALAのマーヤです。

ちょっと質問ですが、皆さんは毎週のスケジュールを立てますか?
皆さんは学生ですし、授業やバイトがありますので、スケジュールを立てると、時間の管理が少し楽になりますね。また、最近は、スタンプやシールを付けられる可愛いスケジュール帳や便利なスケジュールのアプリもありますね。

もう一つの質問です。スケジュールを立てるとき、どんなことをスケジュール帳やスケジュールアプリに記入しますか?授業、バイト、サークル、食事の約束などでしょうか。

まあ、スケジュールの立て方は色々あると思いますが、ここでLALAのマーヤのコツを紹介したいと思います。

☆一週ごとにスケジュールを立てる
その週にやるべきことをよく把握します。

☆タスクを入れる
授業やバイトなどだけでなく、その週の内にしなければならないタスクも記入します。
(例えば授業の課題、英語の勉強、課題のための資料検索などの時間)

☆リラックスの時間を入れてみる
映画鑑賞、読書などの時間


☆余裕の時間も入れる
スケジュールを詰めすぎず、毎日少し時間の余裕があるといいです。
(急に何かの用事が入った場合のために)

恥ずかしいですが、買い物・洗濯物・料理する時間も予め決めます、、( /ω)
自分でもやりすぎたなぁとしょっちゅう思いますが、色々な締切や会う約束を守ることができて、食べるものや着る服もいつも準備できているので、それはスケジューリングの効果かもしれません。だけど、LALAの小笠原さんが前書いたように、何もスケジュールを立てない時期も必要ですので、スケジュールを一つも立てず、思い切り休む時間も忘れないでくださいね!

手帳


ではでは〜

#マーヤ

「LALA文庫」の場所

20170518日(木)
「LALA文庫」について先日紹介しましたが、実はそれがどこにあるのか説明していませんでした。
すみません。(#^.^#)

「LALA文庫」の場所は、図書館2階閲覧カウンタの向かい側にあります。ちょっとわかりにくいところにありますが、どうぞご活用ください。
その近くにLALAデスクがあります。一人で本を読むのもいいですが、勇気を出して声をかければ、知りたいことの何かヒントを発見できるかもしれません。
LALA文庫の本棚


#後藤

附属図書館活用ガイド②−図書購入希望について

20170516日(火)
こんにちは!LALAのゆ〜りです。
今回は図書館活用ガイド第2弾として、図書購入希望の申請の仕方をお伝えします。

図書購入希望とは、お茶大の附属図書館に入っていなくて、でも、この本はどうしても読む必要があるし、全部は自分で購入できないし、他の皆さんにもきっと役立つ利用価値の高い本だから、ぜひ図書館に入れて欲しいというときに、図書館のホームページから申請できるシステムです。

お茶大附属図書館のホームページのオンラインサービスから、お茶大アカウントのIDとパスワードを入力してログインしたら、「図書購入申込」のメニューをクリックして必要事項を記入してください。

その際、附属図書館に蔵書があるかないか確認をしたうえで、書名や購入希望理由などを書いてくださいね。
購入希望理由は、「この本が欲しいから」ではなく、論文の内容と照らし合わせながらこういう論文を書くために必要だとか、この本は今後どれほどの利用価値があるのかということを含めてできる限り多くの方にも読んでもらえる本だというアピールをしてくださいね。

専門書を一人で集めるとなると結構金銭的な負担も大きくなると思いますので、多くの学生のみなさんにも役立ちそうな本は一度購入希望を利用してみてください!

#ゆ〜り

大学院生のみなさんへ:研究計画書の書き方

20170515日(月)
みなさん、こんにちは。LALAのカンです。

院生のみなさんは、自分の研究を始める前に研究計画書をしっかり書くことが必要でしょうね。それがうまく書くためのコツについて、一緒に考えましょうか。

大きなテーマを絞り込む
指導教官、所属研究室の分野を深く理解し、そして、自分の興味や関心に応じて大きなテーマを決めます。また、この世界、この社会では確実に存在している問題を心がけて、テーマを考えましょう。

大きなテーマに関する先行文献を収集する
大きなテーマが決まったら、それに関する先行文献を収集します。収集する際に、うまく文献を整理、管理するために、文献リストを作成することがおすすめです。収集した文献は、著者名、出版年、タイトル、出版社という書式で文献リストを作成します。

収集した先行文献を深く読む
文献を読む際、内容をじっくり整理するために、文献レビューのノートを作成することがおすすめです。具体的に、タイトル、著者、出版年、研究目的、研究課題、研究方法、結果と考察、結論、今後の課題という項目で文献をレビューします。このような文献レビューがあれば、その後に必要な文献を繰り返して読むことに便利です。

自分の研究目的を吟味する
この社会では実際にどのような問題があるか、収集した先行文献にどのような課題が残っているかを確認し、さらに自分の能力、外在の限界要素(ex.在学期間)を考えながら、自分自身の研究目的を吟味します。

自分の研究課題を設定する
研究目的に応じて、具体的な研究課題を設定します。その際、具体的にどのような研究を行いたいのか、このような研究の実行性はあるかどうかを考えることが必要です。また、各研究課題の間の繋がり、さらに研究課題の段階性を注意しましょう。

研究方法を決める
どのような方法でリサーチするのか、どのような方法でリサーチの結果を分析するのか、その方法がなぜ優れているのか、その方法の不足があるのかを考えながら具体的な研究方法を決めます。そのうち、実行性があるかどうかを確認しましょう。

参考文献を書く
研究計画書を書く際に使用した先行文献を一覧表にして文章の最後に載せます。
その際、著者名のアイウエオ順に配列するのは基本です。そして、参考文献は著者名、出版年、タイトル、出版社、ページ数などで書きます。
また、研究計画書を書く際、著作権を侵害しないように、引用の方法を必ず注意しましょう。→LALA文庫をご活用ください!

批判的に自分の研究計画書を検討する
批判的・多面的に自分の研究計画書を検討して、何度も修正、潤色することが必要です。その場合、自分作業だけではなく、他の学生同士、先輩、そして指導教官と一緒に話し合いながら検討する、という協働学習がおすすめです。また、検討する際、検討したい項目をリストで示し、スムーズに進めると思います。

では、そろそろ研究を始めるみなさん、一緒に頑張りましょう。いつでも応援しますので、何かがありましたら是非LALAデスクにお越しください!!!お待ちしております。

致中国人留学生
茶大的各位中国人留学生,你们好。我是LALA韩。很高兴能够和各位来自中国的小伙伴们一起在茶大学习。并且希望可以与大家一起共同进步,共同成长。
如果大家有想用中文进行学习相谈之类的需要,欢迎大家周一下午15:00-17:00来图书馆,希望可以为大家排忧解难。

#カン