LALA文庫のおすすめ本紹介『研究計画書デザイン』
2017年11月29日(水)
こんにちは。LALAのナターリアです。
皆さんはLALA文庫のこの本をみたことがありますか。
細川英雄著者『研究計画書デザイン』
(東京図書、2015年10月)
LALA文庫NoC11
図書館の請求記号:377.1/H94

「研究計画書デザイン」は研究計画書・論文の書き方に関する知識を深めるものですので、
皆さんはLALA文庫のこの本をみたことがありますか。
細川英雄著者『研究計画書デザイン』
(東京図書、2015年10月)
LALA文庫NoC11
図書館の請求記号:377.1/H94

「研究計画書デザイン」は研究計画書・論文の書き方に関する知識を深めるものですので、
- オリジナルな研究計画書を書き上げたい人に
- 先行研究から他人の意見に吸収することばかり気を取られ、なぜ自分はこの研究を始めたのか、何を言いたいのか分からなくなった人
- 問題はすでに絞られているが、研究計画書にまとめる作業を難しく感じる人に
なぜこの本は役に立つと思うか、簡単に説明します。
① 非常に分かりやすく書いてあるからです。日本語ネイティーブスピーカーだけではなく、日本語を外国語とする留学生も読みやすいものです。
② 題名に記載されている課題に応じたものであり、関係のない情報は絡んでいないからです。
③ 特定の分野ではなく、全ての研究に共通していることが書いてあるので,誰にでも必ず役に立つと思うからです。
著者の細川英雄先生は早稲田大学で日本語教育研究科の教授、さらに研究科長として長期的に研究に関わった様々な活動をされました。現在、言語文化教育研究所八ヶ岳アカデミアを主宰しています。
私の研究テーマは教育に関わったものなので、数年前に細川先生の非常に意味深い授業を受けた時期があります。その時、誰にでも理解できるような説明だな、と思っていました。その後、論文の構成、書き方に関する先生の本を読み、全く同じことを感じました。
細川先生は本の執筆が多く、殆どは先生の研究分野に関わるものです。しかし、一般の学習者に役立つ文献もいくつか発行されていますので、以下に写真で紹介します。
紹介した本が皆さんの研究作業に役に立つようでしたら、大変うれしいです!
#ナターリア #LALA文庫