word「アウトライン表示」を活用しよう! ①
2019年10月25日(金)
こんにちは、(火) 11:00 - 13:00 と (金) 13:00 - 15:00 のLALAデスクにおります、林です(専門は音楽学)。
急に寒くなり、あっと言う間に今年も残すところ1ヶ月あまり

卒業年度の皆さんは言うまでもありませんが、その他の学生さんもゼミや学会での発表、レポートの提出など、忙しくなってくる季節です。さあやるぞ!
とPCに向かっても・・・最初の1歩を始めるのがなかなか難しい(面倒な)ことも。
そんな時、スライドやリサーチペーパー等の「設計図」を立てる際に、便利なのがwordの「アウトライン表示」機能です。
「アウトライン表示」は、word文書作成ページの「表示タブ」から選ぶ事が出来ます。

また、この表示方法をやめたいときには、右端の「アウトライン表示を閉じる」をクリックすると、見慣れた印刷プレビュー表示に戻ります。(「アウトライン表示」から「印刷プレビュー表示」に戻すと、各項目の左側に■がついていますがこれは印刷されない記号です)
また、フォントや色の操作は、普通の文書と同じように、「ホーム」のタブから行う事が出来ます。
スライドでもリサーチペーパーでも、思考を組み立てる際には最初に「ブレインストーミング」を行うことが推奨されています。これは、自分がテーマについて思うこと、考えていること、知っていることを、思いつくままに文字起こししていく作業です。従って、まずは優先順位や区別をせずに同等のレベルで並べていく、つまり箇条書きの書き方が最も適しています。
wordで箇条書きをしていくと、後から間の行を抜いた場合に箇条書きの数字がずれたり、複数行にまたがる際には文頭を手動で揃えるはめになったり、といった小さなストレスが生じる事もあります。
アウトライン表示なら、最初から箇条書きの書式であるため、そのようなストレスとは無縁です。
はじめにカーソルが置かれている位置は、「レベル1」の位置になっており、「レベル」の数字が上がるほど下位の入力が可能です。「レベル」は1-9までありますので、全体構成が最大9レベルまでの段階に分けることができるということになります。そこで、まず「レベル1」に最も外枠の情報を入れていきます。

「レベル1」で全体の大きな柱が出来たら、次の枠を「レベル2」で作っていきましょう。

「レベル」を修正したい場合も簡単です。
カーソルを修正したい文章の文頭に合わせるか、文章全体を選択して、「レベル」のタブから選び直しましょう。
修正が簡単なので、全体構成の練り直しがスムーズです。また、項目が増えてきても、「レベル」タブの下にある「+」「ー」を使うとレベルに応じて折りたたみができるため、文章の全体像を把握し直すのに便利です。
さて、次回は、このアウトライン表示を構成の段階だけではなく、スライド作成や「目次」作成にどのように役立てられるかをお話しします。
LALAデスクでは、論文やレジュメなどの構成段階でのご相談をいただく事も多いです。
1人で考えるのが難しくなった時は是非いらしてくださいね(=゚ω゚)ノ
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卒業年度の皆さんは言うまでもありませんが、その他の学生さんもゼミや学会での発表、レポートの提出など、忙しくなってくる季節です。さあやるぞ!

そんな時、スライドやリサーチペーパー等の「設計図」を立てる際に、便利なのがwordの「アウトライン表示」機能です。
「アウトライン表示」は、word文書作成ページの「表示タブ」から選ぶ事が出来ます。

また、この表示方法をやめたいときには、右端の「アウトライン表示を閉じる」をクリックすると、見慣れた印刷プレビュー表示に戻ります。(「アウトライン表示」から「印刷プレビュー表示」に戻すと、各項目の左側に■がついていますがこれは印刷されない記号です)
また、フォントや色の操作は、普通の文書と同じように、「ホーム」のタブから行う事が出来ます。
スライドでもリサーチペーパーでも、思考を組み立てる際には最初に「ブレインストーミング」を行うことが推奨されています。これは、自分がテーマについて思うこと、考えていること、知っていることを、思いつくままに文字起こししていく作業です。従って、まずは優先順位や区別をせずに同等のレベルで並べていく、つまり箇条書きの書き方が最も適しています。
wordで箇条書きをしていくと、後から間の行を抜いた場合に箇条書きの数字がずれたり、複数行にまたがる際には文頭を手動で揃えるはめになったり、といった小さなストレスが生じる事もあります。
アウトライン表示なら、最初から箇条書きの書式であるため、そのようなストレスとは無縁です。
はじめにカーソルが置かれている位置は、「レベル1」の位置になっており、「レベル」の数字が上がるほど下位の入力が可能です。「レベル」は1-9までありますので、全体構成が最大9レベルまでの段階に分けることができるということになります。そこで、まず「レベル1」に最も外枠の情報を入れていきます。

「レベル1」で全体の大きな柱が出来たら、次の枠を「レベル2」で作っていきましょう。

「レベル」を修正したい場合も簡単です。
カーソルを修正したい文章の文頭に合わせるか、文章全体を選択して、「レベル」のタブから選び直しましょう。
修正が簡単なので、全体構成の練り直しがスムーズです。また、項目が増えてきても、「レベル」タブの下にある「+」「ー」を使うとレベルに応じて折りたたみができるため、文章の全体像を把握し直すのに便利です。
さて、次回は、このアウトライン表示を構成の段階だけではなく、スライド作成や「目次」作成にどのように役立てられるかをお話しします。
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