Wordでできる!かんたん文献管理

20181226日(水)
はじめまして!
12月からLALAになった小林です。
さっそくですが、今回は参考文献管理の豆知識をご紹介します。

みなさん、参考文献はどの機能を使って「挿入」していますか?
おそらく、Wordをお使いの人のほとんどは、「注釈」機能を使っているのではないでしょうか。

注釈機能は使いやすいけど、文献情報をいちいちコピーしなきゃいけないし、参考文献リストは自分で整理しなきゃいけない。
論文が長くなって、引用する文献が増えると、ちょっと不便ですよね。
とはいえ、文献管理ソフトは難しそうで手を出しにくい…。

そんなあなたにご紹介したいのはこちら!
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「引用文献の挿入」機能~!!
なんと、文献管理ソフトのような「参考文献管理」や「文献リストの作成」がWordの中だけでできちゃうんです!



【「引用文献の挿入」機能とは】
文献情報の管理や文中への挿入、参考文献リストの作成ができます。
文献情報はすべてのWordファイルで使用可能
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※画像はWord2016年版。

*こんな人におすすめ
・ 引用する文献が多い
・ 簡単に参考文献リストを作りたい
・ 同じ文献を別の論文で繰り返し使うことがある



【使い方】
*文献を登録しよう

①「引用文献の挿入」>「新しい資料文献の追加」を選択
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②文献情報を入力→「OK」で完了
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*文献情報を挿入しよう
①挿入したい場所をクリック
「引用文献の挿入」>挿入したい文献情報をクリック
※引用スタイルを変えたい場合は、「スタイル」のプルダウンリストからまとめて変更できます。
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*文献情報を整理しよう
「資料文献の整理」を選択
②使うものだけ右側のリストに残す。
※マスターリストにはWordに登録されたすべての文献情報が表示されるので、昔論文に使った文献情報を引き出すこともできますよ。
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*文献目録(参考文献リスト)を作成しよう
①挿入したい場所をクリック。
「文献目録」から見出しの種類を選択。
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[おまけ]文献を探して登録しよう
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「リサーチツール」を使うと、文献の検索と登録もWordの中でできちゃいます。
ただ細かい検索式には対応していないようなので、本格的に探したいなら別の文献検索ツールを使うのがおすすめです。



Wordって思っているよりいろんなことができるんですねえ。
「引用文献の挿入」機能、みなさんも使ってみてはいかがでしょうか。

#小林