LALA文庫紹介『できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか』

20190123日(水)
こんにちは、LALAの小林です。

あっという間に学期末。
学部生のみなさんはレポートの提出や課題の締め切りに追われている方も多いのではないでしょうか。
院生のみなさんも、寒くて気持ちが落ち込む冬場には、なかなか研究が進まない日が続いているかもしれません。

今回ご紹介する本は、
そんな締め切りの修羅場や気分の落ち込みに振り回されている方にオススメな一冊!

できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか (KS科学一般書)
『できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか』
ポール・J・シルヴィア著 高橋さきの訳 [LALA文庫・C1] (画像をクリックするとAmazonに飛びます)
LALA文庫は館内でご覧ください。貸出を希望される方は、2階の一般図書にある資料をご利用くださいね。
所在:図書館一般図書, 請求記号:836/Si4 (OPAC検索結果はこちら


「たくさん」書くには、まいにち書く習慣づくりが一番!
この本には、締め切りや気分の落ち込みに負けない習慣作りに役立つ実践的なアドバイスが書かれています。

☆オススメポイント☆

●「書けない」言い訳をユーモア混じりに一刀両断!(第二章)
書く時間は、その都度「見つける」のではなく、あらかじめ「割り振って」おこう(同著,p.14)という本書のメインテーマがひしひしと伝わってきます。
「ブンショウ・シッピツジカン」という生き物は、スケジュールの林の中でいくら探し回ってもみつかりっこないのです。

●目標設定の仕方や優先順位のつけ方、進捗管理の仕方についてのアドバイスが具体的で実践しやすいのも魅力。
(第三章)
「書けない」人が陥りがちなミスやその対処法も示されていて、普段のスケジューリングの改善にも役立ちます。

●友達と執筆サポートグループを作るときのポイントも!(第四章)
みなさんの中には友人同士で勉強会や読書会を開いている方も多いのではないでしょうか。
お互いによりよい成果を生むためのヒントが見つかるかもしれません。

この本は院生や研究者向けの本ですが、「勉強の時間がとれない…」「締め切りの修羅場がつらい…」と嘆いている学部生も必見です!
より充実した学校生活を送るために、この本と一緒に、毎日の習慣を振り返ってみてはいかがでしょうか。


ところで、
学習サポートなら、我々LALAも是非ご活用ください!
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