レジュメ作りに役立つWord小技集

20190730日(火)
こんにちは!LALAの小林です!
見やすいレジュメを作りたいけど、Wordが思ったように動かなくてイライラすることはありませんか?
そこで今回は、レジュメ作りに使えるものを中心にWordの使い方をご紹介していきます!



Q. 太字があんまり目立たない…
A. フォントを変えてみよう!

調したい箇所は見出しに使われる「ゴシック体」のフォントを使いましょう。
画面上では変わらないように見えても、印刷すると違いは一目瞭然です!



Q. 文頭を揃えたいのにズレてしまう。
A. 「ぶら下げインテンド」を使おう!

小見出しをつけて項目別に内容をまとめたい時は、「ぶらさげインテンド」設定がオススメ!
【やりかた】
① 文頭を揃えたい箇所を選択
② ルーラーの△部分を文頭にしたい場所までスライド
※「ぶらさげインテンド」と表示されたのを確認してから動かすと◎
※ルーラーが表示されていない場合は、表示タブの「ルーラー」にチェック
③ 小見出しの後ろで[Tab]キーを押す
LALA_wordの使い方01_0

【応用】
●設定ができたら、段落全体を選択して「スタイル作成」をクリック!
ぶら下げインテンドの設定が保存されて、次の段落からはワンクリックで文頭を揃えられるようになりますよ!
●文頭を揃えたまま改行したい時は[Shift]+[Enter]!



Q. 文字が多くて読みづらいきがする。
A. 「囲い」をうまく使ってみよう!

情報の種類やレベルに合わせて「囲い」を使うと、情報が構造化されて見やすくなりますよ。

【やりかた】
①囲いたい部分を選択して、「スタイル作成」をクリック
②「変更」→「書式」→「罫線と囲い」を順に選択
③「囲み」をクリックして、好きな線の種類を選ぼう
④「オプション」で囲いの余白を調整。
※上下は半文字分、左右は1文字分くらいに設定すると◎
⑤ 最後にスタイル名を入れて完成!



見やすいレジュメ作るということは、情報を整理して人に伝えるということ。
知識を定着させるためにも、「パッと見てわかる」ものを作るのは重要です。
スタイルやインテンドをうまく使って、より見やすいレジュメ作りにチャレンジしてみてください!



【関連LALA文庫】
●G15『伝わるデザインの基本:よい資料を作るためのレイアウトのルール 増補改訂版』紹介記事
情報整理の基本的な考え方から具体的なテクニックまでを網羅した非デザイナー向けのデザイン基礎本。見やすい資料を作るために一度は読んでおきたい一冊。
「第2章 文章と箇条書きの法則」はレジュメ作りから論文構成まで広く役に立つテクニックが満載。

●I15『Wordのムカムカ!が一瞬でなくなる使い方:文章・資料作成のストレスを最小限に!』
よくあるWordのお悩みにQ&A形式で答えていく本。文字が少なくスッキリわかる紙面デザインが魅力。
「第2章 5分で文章作成を終わらせるための基本」は、箇条書きやインテンドの設定方法が充実していて参考になる。

●I1『Wordによる論文・技術文書・レポート作成術』

わかりやすい文章作成のポイント共に、論文の作成手順に合わせたWordの使い方を紹介する本。
図解が丁寧なので、どの機能がどこにあるのか分からないという初心者にも優しい。
長い論文作成向けのテクニックが中心だが、「3.2.2 文書を構造化する(p.20~)」や「5.5.1 レイアウト・デザインの変更とスタイル設定(p.49~)」などはレジュメ作りにも参考になる。