Excelで出来る!文献管理がしやすくなる2つのポイント

20191023日(水)
こんにちは、LALAの小林です。
文献管理ソフトを使ってみたけどなんだか使いづらい、もっとシンプルに文献情報を整理したいという方にオススメなのが、Excelでの文献管理
とはいえ、すでにExcelで文献管理してるよ!という方も多いはず。
そこで、今回はExcelをもっと便利に使うポイントを二つご紹介します。

ポイント1 書誌情報を項目別に記入

項目ごとに分けておけば検索やソートが使いやすいですね。
雑誌名や訳者名、原典書誌情報など、文献の種類によってあったりなかったりする情報はいくつかまとめてしまってもいいかもしれません。
読了日や評価のセルを設定すれば、読書記録もつけられます!

ポイント2 書誌情報をまとめて表示する数式を作る

セルをコピーしてもWordに文章を貼り付けできますが、微妙な隙間を直すのは大変。
そこでお勧めしたいのが数式の設定です!
【数式の設定方法】
①新しいセルに数式>関数の挿入>CONCATNATEを選択
2019-10-23.png

2019-10-23 (1)

②「文字列」に必要な書誌情報に該当するセル番号を入力
この時、コンマやカッコを自動的に挿入するように設定しておくと便利ですよ。
文献の種類ごとに数式を設定しておくのも良いかもしれませんね。
2019-10-23 (2)

③数式の設定をコピーすれば完成!

セルの右下に表示される+マークを下にドラッグすれば、数式がコピーされますよ!
完成した書誌情報をWord貼り付ける時は、貼り付け設定を「文章のみ保持」にするのがポイント。
2019-10-23 (3)



私はなかなかしっくりくる文献管理ソフトが見つからず、最近はこのExcelリストとEvernoteを併用中。
ネットで見つけた気になる論文はEvernoteにどんどん保存していって、読み終わったものの書誌情報を読書記録もかねてExcelに残すという使い方をしています。

Evernoteはこちらの記事で紹介しています。
また、こちらの記事ではジャニスさんが文献管理ソフトを紹介していますよ。
皆さんも自分に合う文献管理方法をさがしてみてくださいね。

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