word「アウトライン表示」を活用しよう!②

20191122日(金)
こんにちは。火曜11:00 - 13:00 と 金曜13:00 - 15:00 にLALAデスクを担当している、林です(音楽学専門)。

前回の記事
では、wordの「アウトライン表示」機能の基本的な使い方についてご紹介しました。
今回は、wordのアウトライン表示で作った文章を、どのように powerpoint へ応用するかを紹介します。



1:wordでアウトラインを作る

 
前回の記事のように、もともとアウトライン表示で文章作成をしてしまうと楽です。
その際、大見出し=スライドタイトルをレベル1、地の文をレベル2以降で作っておくと、スライドへの反映がスムーズになります。

→注意!
・元の文章をアウトラインで作成していない場合は、スライドに含める任意のテキストには、見出しの書式を適用する必要があります。 標準スタイルを適用した場合、そのテキストは Word から PowerPoint に送られません。


2:保存してwordを閉じる


 「名前をつけて保存」から、保存形式を「リッチテキスト形式 (.rft)」で保存します(macOSではリッチテキスト形式で保存しないとPowerpointにインポートされません)。




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3:Powerpointを開き、インポートする


 空白のパワーポイント(新しいプレゼンテーション)を開いたら、「新しいスライド」の▼タブから、「アウトライン表示(バージョンによってはアウトラインからスライド)」を選びます。



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ファイルの選択画面になるので、先ほどリッチテキスト形式で保存しておいたファイルを選択すると、

スライドの中に、アウトラインで作った構成が反映されます!




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スライドのデザインは後から調整するにしても、はじめからタイトルや内容が書き込まれていれば、構成を一目で確認する事ができます。

スライドを使用したプレゼンテーションの準備は「長期戦」です。
実際にパワーポイントを開く際には、迷わずに作業を進められる道筋をつけておきたいですね。
もちろん、自分にあった方法が一番ですが、まだ試していない方はぜひ試してみてください!