LALA文庫紹介 A14『 学生による学生のためのダメレポート脱出法』

20191203日(火)

こんにちは!
火曜日担当の賀数です。


(顔)_page-0001


現在は修士2年で修論執筆に邁進しております。

地元沖縄県での調査を伴うため、なんと先月まで移動とデータまとめに
追われており、ふと本来の研究目的を見失いそうになっていました。

お茶大で研究する意味は、これまで素朴に抱いていた自分の疑問を、
客観的に捉え、社会の課題とリンクさせて、学術的に論じていくことにあると考えています。

実際、研究指導会で先生方からご助言をいただき足りない部分に気づくことができました。
指導教員にも励まされ、いよいよラストスパートです。何とか頑張ります(^^)


さて
本日ご紹介するLALA文庫は


 今日の一冊 

『学生による学生のための ダメレポート脱出法』
 慶應義塾大学教養研究センター 監修 慶應義塾大学日吉キャンパス学習相談員 著 慶應義塾大学出版会 
(LALA文庫 No.A14)



おすすめポイント


①個別具体的でわかりやすい
基本的な体裁や、情報収集の仕方はもちろん、問いの深め方も対話形式で紹介されています。特におすすめの章「3ダメレポートを改稿する」(P131-148)では、2件の事例のビフォア・アフターが示されていて、完成形のレポートがイメージでき、改善点を把握しておけば効率よく書き進めることにつながると思います。


②大学の学習相談員の方の実際のお悩み相談をもとに作られている
例えば、資料検索の仕方に悩む学生は多いと思います。客観性・信頼性のある資料として新聞記事を活用する方法や、ウェブサイトの中でもPDFファイルに絞って検索するなどのアイディアも参考になります。


③レポート執筆までのスケジュール管理のノウハウも紹介
学部生は、多くの科目を履修しながら、サークルやアルバイトもこなし、レポート課題に取り組んでいるというのも少なくありません。複数あるレポートやテストの準備をどうやりくりするか時間割ウィークリースケジュールを示しながら見通しの立て方も紹介しています。



。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+*゚ ゜゚ *+:。.。:+*゚ ゜゚ *+:。.。.。:+*+:。.。。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。

私たちLALAデスクでは、定期的にミーティングを設け、より多くの学生さんのサポートをするためにはどうしたらよいか、アイディアを出し合っています。


また、LALA同士も連携をとっており、より求める相談に対応できるよう、場合によっては専門性に応じたLALAを紹介することもあります。その点もどうぞ、お気軽にお声がけくださいね


この本は慶應義塾大学の学生支援の実体験をもとに執筆されており、私としては、学生さんのニーズを知るきっかけになりました


自分の求めているトピックをつまみ読みするだけでも、ヒントがもらえること間違いなしです


それでは年末年始も健やかにお過ごしください

#LALA文庫 #賀数