学外から利用できる電子リソース
2021年05月06日(木)
こんにちは。LALAの萌子です。
GWが終わってしまいました、、、。
高校、大学のころは寝れば寝るほど幸福度が増していく人生でしたが、
最近は寝すぎると身体が痛くなって、「趣味は寝ることです」とも言えなくなってきました。
20代半ば過ぎれば右肩下がりという言葉は本当だったんだと日々痛感しています。
5月病にかかる要素もない日々を送っているわけですが、
LALAとしてはこの日々の中でいかに大学生活、特に学業を不具合なく過ごせるかを
みなさんと引き続き考えていきたいと思っているので、よろしくお願いします!
前回は2本立てで、セミナー「コロナ禍でもできる社会調査」の終了レポートを書きました(前半・後半)。
このセミナーでは主に対ヒトの調査に重点をおいてお話ししため、該当しない方もいたかもしれません。
そこで、今回は文献調査寄りのお話しをしたいと思います。
参考にするのは、年明けに図書館が更新した「学外から利用できる電子リソース」です(こちら)。
これを参照しつつ、在宅でも大学のリソースを活用する方法を見ていきたいと思います!
オンライン授業になってから不便になったと感じることの一つが、
大学に行かなくなったせいで図書館の蔵書をはじめとする
大学の持つ文献にアクセスする機会が減ったということではないでしょうか。
そうした中でぜひ活用したいのが「電子リソース」と呼ばれるものです。
電子リソースとは、電子ブックや、電子ジャーナル、データベースなどのことを指します。
「私は絶対、紙派!」という方も多くいるとは思いますが
ジャーナルまるまる一冊入手するのではなく、目当ての論文一本あればいい、という時や、
そもそも電子版でしか公開していない文献などを入手するには、
まず一旦、PDFファイルなりでアクセスできなくてはなりません。
しかし、家から検索していてやっと見つけたというのに、
「アクセス権がありません」とか「ログインしてください」とかではねられ、
閲覧・ダウンロードできなかったことはありませんか?そこで諦めてしまったことは?
論文の中にはopen acessといって誰でも閲覧できるように公開されているものもありますが、
基本的にはジャーナルとして出版しているものなので、自由に誰でもというわけにはいきません。
しかしそれだと学生は論文をほとんど見れなくなってしまう。
そこで大学は様々な論文リソースを提供するサービスと契約しています。
下の方法を取れば、お茶大が契約している範囲まで利用できるコンテンツを広げることができます。
お茶大図書館のHPでいうと、
ホーム画面上の5つのタブの真ん中にある「学習・研究サポート」にカーソルを合わせると
一番上に表示される「電子リソースを学外から利用する」が参考になります。
今後よく使うことになるのであればブックマークしておくと便利です。
こちら→ https://www.lib.ocha.ac.jp/remoteappli.html
電子リソースを学外から利用する方法は3つ
⑴ 学認による利用
⑵ お茶大プロキシサーバー経由による利用
⑶ 学外アクセス専用アカウントでの利用
いずれの方法でもアクセスできるものから、一つの方法からのみアクセスできるリソースもあります。
利用したいサービスに合わせて方法を組み合わせながら活用してみてください。
個人的にお勧めなのは、⑵の方法です。
一度サーバーを経由すれば、
学内のインターネットに接続しているときとほとんど条件が変わらないので、
いっきにさまざまなリソースを利用する際はこちらが効率的です。
また、新型コロナ感染拡大の状況を考慮して、
一時的にサービスを拡大しているデータベースも記事では紹介されています。
⑴ SciFinder【2021/6/7まで学外からもアクセス可能】
⑵ JSTOR【一部の契約外ジャーナルを2021/6/30まで利用可能】
⑴は主に理系の学生が使うことになるとは思いますが
関心に合えばこういった形で利用できるサービスにもアンテナを張っておくといいです。
電子リソースは論文以外にもデータベースが含まれます。
その中で私がお勧めしたいのが「新聞記事検索」です。
図書館のHPでいうと、上から5番目の「ニュース記事」から行けます。

お茶大が契約しているのは、朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞の3社のデータベースです。
新聞社によって何年から現在までのデータを公開しているかは異なりますが
特定のワードが年代ごとにどのように扱われているのか
を分析する際にはうってつけの方法です。
私も学部の卒論でLGBTコミュニティを扱った際
「同性愛」、「性的少数者/性的マイノリティ」、「性の多様性」...etc.
で検索をかけ、記事の内容を分析しました。
地域ごとであったり、フィルターも複数用意されているので
さまざまな条件のもとで記事を収集することができます。
PDFで落とせる記事もたくさんあるので、データの管理もしやすいです。
根気のいる作業ではありますが、巣ごもり中にぜひチャレンジしてみてください。
今回はここまでにします!
プロキシーサーバーを経由する方法さえ習得すれば
いままで大学でしかできないけど、それだけのために行くのもなあ
と足が遠のいていた情報収集もサクサクと進むはずです。
お試しあれ。
#萌子 #情報検索
GWが終わってしまいました、、、。
高校、大学のころは寝れば寝るほど幸福度が増していく人生でしたが、
最近は寝すぎると身体が痛くなって、「趣味は寝ることです」とも言えなくなってきました。
20代半ば過ぎれば右肩下がりという言葉は本当だったんだと日々痛感しています。
5月病にかかる要素もない日々を送っているわけですが、
LALAとしてはこの日々の中でいかに大学生活、特に学業を不具合なく過ごせるかを
みなさんと引き続き考えていきたいと思っているので、よろしくお願いします!
前回は2本立てで、セミナー「コロナ禍でもできる社会調査」の終了レポートを書きました(前半・後半)。
このセミナーでは主に対ヒトの調査に重点をおいてお話ししため、該当しない方もいたかもしれません。
そこで、今回は文献調査寄りのお話しをしたいと思います。
参考にするのは、年明けに図書館が更新した「学外から利用できる電子リソース」です(こちら)。
これを参照しつつ、在宅でも大学のリソースを活用する方法を見ていきたいと思います!
オンライン授業になってから不便になったと感じることの一つが、
大学に行かなくなったせいで図書館の蔵書をはじめとする
大学の持つ文献にアクセスする機会が減ったということではないでしょうか。
そうした中でぜひ活用したいのが「電子リソース」と呼ばれるものです。
電子リソースとは、電子ブックや、電子ジャーナル、データベースなどのことを指します。
「私は絶対、紙派!」という方も多くいるとは思いますが
ジャーナルまるまる一冊入手するのではなく、目当ての論文一本あればいい、という時や、
そもそも電子版でしか公開していない文献などを入手するには、
まず一旦、PDFファイルなりでアクセスできなくてはなりません。
しかし、家から検索していてやっと見つけたというのに、
「アクセス権がありません」とか「ログインしてください」とかではねられ、
閲覧・ダウンロードできなかったことはありませんか?そこで諦めてしまったことは?
論文の中にはopen acessといって誰でも閲覧できるように公開されているものもありますが、
基本的にはジャーナルとして出版しているものなので、自由に誰でもというわけにはいきません。
しかしそれだと学生は論文をほとんど見れなくなってしまう。
そこで大学は様々な論文リソースを提供するサービスと契約しています。
下の方法を取れば、お茶大が契約している範囲まで利用できるコンテンツを広げることができます。
お茶大図書館のHPでいうと、
ホーム画面上の5つのタブの真ん中にある「学習・研究サポート」にカーソルを合わせると
一番上に表示される「電子リソースを学外から利用する」が参考になります。
今後よく使うことになるのであればブックマークしておくと便利です。
こちら→ https://www.lib.ocha.ac.jp/remoteappli.html
電子リソースを学外から利用する方法は3つ
⑴ 学認による利用
⑵ お茶大プロキシサーバー経由による利用
⑶ 学外アクセス専用アカウントでの利用
いずれの方法でもアクセスできるものから、一つの方法からのみアクセスできるリソースもあります。
利用したいサービスに合わせて方法を組み合わせながら活用してみてください。
個人的にお勧めなのは、⑵の方法です。
一度サーバーを経由すれば、
学内のインターネットに接続しているときとほとんど条件が変わらないので、
いっきにさまざまなリソースを利用する際はこちらが効率的です。
また、新型コロナ感染拡大の状況を考慮して、
一時的にサービスを拡大しているデータベースも記事では紹介されています。
⑴ SciFinder【2021/6/7まで学外からもアクセス可能】
⑵ JSTOR【一部の契約外ジャーナルを2021/6/30まで利用可能】
⑴は主に理系の学生が使うことになるとは思いますが
関心に合えばこういった形で利用できるサービスにもアンテナを張っておくといいです。
電子リソースは論文以外にもデータベースが含まれます。
その中で私がお勧めしたいのが「新聞記事検索」です。
図書館のHPでいうと、上から5番目の「ニュース記事」から行けます。

お茶大が契約しているのは、朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞の3社のデータベースです。

新聞社によって何年から現在までのデータを公開しているかは異なりますが
特定のワードが年代ごとにどのように扱われているのか
を分析する際にはうってつけの方法です。
私も学部の卒論でLGBTコミュニティを扱った際
「同性愛」、「性的少数者/性的マイノリティ」、「性の多様性」...etc.
で検索をかけ、記事の内容を分析しました。
地域ごとであったり、フィルターも複数用意されているので
さまざまな条件のもとで記事を収集することができます。
PDFで落とせる記事もたくさんあるので、データの管理もしやすいです。
根気のいる作業ではありますが、巣ごもり中にぜひチャレンジしてみてください。
今回はここまでにします!
プロキシーサーバーを経由する方法さえ習得すれば
いままで大学でしかできないけど、それだけのために行くのもなあ
と足が遠のいていた情報収集もサクサクと進むはずです。
お試しあれ。
#萌子 #情報検索