先行文献の整理方法

20170601日(木)
みなさん〜
こんにちは。LALAのちゃちゃです^0^

お茶大ではRefWorks(文献管理・論文執筆支援ツール)もありますので、ぜひそちらも使っていただきたいですが、今日はこれから卒論、修論を書く方に【先行文献の整理方法】について私なりの整理方法を一つご紹介したいと思います。

【テーマが決まった方】
→テーマに沿って今まで研究された論文や書籍を探し出し、じっくり読んだ上で、似たような主張の文献を同じ仲間の所に保管し、後で自分が読み返しやすいために先行文献の概要をまとめてみたり、読書カードのような文献カードを作ってみたりするといいかもしれません。

*保管方法*
【電子版の資料】は内容別に分類に同じ仲間は同じファルダーに保存する。
【紙媒体の資料】は内容別に分類し、同じ主張の論文や書籍を同じファイルや棚に入れる。

*文献カードの主な項目*
①論文や書籍のタイトル。
②著者名。
③掲載・出版された年月。
④掲載・発行された場所。
⑤目次。
⑥内容の概要。
⑦気になった箇所のページ数とその言葉。

【文献の内容を仲間ごとに分類する】ことで、後で引用しようと思った時に探しやすくなります。
【文献カードを作成する】ことで、文献を全て読み返さなくてもその内容が一目瞭然になります。

【これからテーマを決めようとしている方】
→前回(2017/5/11)私が書いた「研究テーマの決め方」やマーヤさんの「課題のテーマの選び方」をまずお読みになってから↑上記の方法を参考にしてみてください。テーマを絞っている時にヒットした【文献を仲間ごとに分類】し、【文献カードを作って】みることをおすすめします。

全ての文献に文献カードをつけていく作業は非常に時間と労力がかかりますので、必要な文献、これからもう一度読むだろうという文献だけに絞る必要があるかと思います。また、文献を読みながら、文献カードを作るのもいいし、一つの文献を読み終えた際に文献カードを丁寧に作成するのもいいですが、読み途中で気になった箇所を忘れないために、付箋を貼りつけたり、蛍光ペンで印つけたり、該当ページにメモを貼ったりするといいかもしれません。

興味ある方は是非この整理方法を試してみてください〜

byちゃちゃ

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