【論文の計画・執筆についての過去記事まとめ】+大風呂敷のたたみ方

20170619日(月)
だんだん暑くなってきましたね。
夏、到来!
近づく夏休み、迫り来る期末課題、または中間発表、または提出締め切り、または卒論/修論のゴール、

天王山に足を踏み入れる前に、こちらで休憩がてら、先輩方が様々なご経験・視点から書かれた以下の記事をご覧になってみてはいかがでしょうか。
私も日々参考にしています!

【論文の計画・執筆についての過去記事】
《研究テーマ・研究計画》
・研究テーマの決め方(ちゃちゃさん)
・課題のテーマの選び方(マーヤさん)
・研究計画書の書き方(カンさん)
・卒論を書こうとしている方へ(ナターリアさん)

《文献調査や整理》
・先行文献の整理方法(ちゃちゃさん)


おまけ
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私は、来年の1月の期日までに修士論文を提出できないと卒業できません。
しかし、そこまで順調にも行かないのです。

今年の2月、私は修士論文で明らかにしたいことを細分化してまとめてみました。

スモールステップ


この時は全部で120項目ぐらいありました。

「そりゃ、これ全部わかればいいよねー」という感じではありましたし、ぼんやり推測はできているけれど、根拠の見つけられていない事柄もかなり項目の中に混ざっているという状態でした。

しかし、項目が120もあり、しかも作業しなければならないことが多岐にわたり、頭がとっ散らかってパンクしそう…一人でプレッシャーに負けて作業が…進ま…ない(バタリ)という感じになりそうだったので、大風呂敷を畳み直すことにしました。

120項目まで書かなければいけなかったということは、それだけ頭の中に様々な情報、疑問、懸念、理想、期待etcが拡散してまとまりがなかったということで、そのテーマの中で、さらに調べたい情報が定まっていない感じ、軸がない感じだったんだなあと思い返されました。

色々考えたり、限界を思い知ったり、調べてみたりして、問題点や押さえておきたいところを18項目まで絞りました。

kaiteiban.jpg


色々な要素があったほうが、いろんな情報を調べて書き出せたほうが、論文っていいものに仕上がるのではないか、という気がついしてしまうのですが、それは初心者の欲というものなのかもしれません。

力量と方向性に応じてシンプルにまとめることを心がけたほうが、気持ちも楽になるし、調べるのも楽しくなるみたいです。

ただ、依然として行き詰まっている点も多く、18項目が頭の中でまとまらずにバラバラになってしまったので、指導教員の先生にご相談し、指針をいただきました。

最終形

最終的に、骨組みとなる4項目と、対応する方針や、方針に対する考え方などをまとめてA41枚におさめました。

いきなり何も考えずにやりすぎるとパニックになります。
しかし、ガチガチに考えすぎて追い詰められると、視野が狭くなるし、それはそれでパニックになります。

少しずつ情報を集めつつ、パニックになりつつ、頭の中を片付けつつ、高い理想を下げつつ、本当に知りたいことを吟味して、やるべきことを絞って、プランを身の丈に合わせていく。

本当はこの作業を修論提出の1年前にはできていることが理想だなあとしみじみ思います。
具体的な作業は、上にまとめたLALAの皆様がお書きになった記事を参考に進めてみてください!

漠然と文献調査や整理をしたり苦悩したりするのではなく、論文のプランを練っていくという明確な目的意識を持って行えると、最終学年になってからの研究がより充実したものになるはずです。

私もつつがなく淡々と素知らぬ顔で乗り切れるように、少しずつ作業を進めたいです。

#みあ