文献カードでの整理法
2017年08月03日(木)
いよいよ長い夏休み
が近づいてきました。
普段、授業に追われて、なかなできない趣味の読書をしたり、読まなきゃならないのに”積ん読”になってしまっている本をぞんぶんに時間をかけて読んだりできる時です!
さて研究テーマが決まって、情報を検索して文献をそれなりに集めて、さてこれをどうしようとなる場合もあるのではないでしょうか?
以前、ちゃちゃさんが「先行文献の整理法」で文献カードについて紹介していましたが、具体的に「文献カード」ってどういうものなのでしょうか?と質問がありましたので、ここで私なりの「文献カード」を紹介したいと思います。
文献はレポートや論文を書くときに、注に文献タイトルとページを入れたり、論文末の参考文献リストに入れたりすることがあるでしょうから、書誌情報(著者名、本または雑誌のタイトル名、論文の場合は掲載されている本または雑誌名、雑誌の場合は巻号、出版社、出版年、ページ 等)は記録しておかないと、後でもう一度調べ直すことになります。書誌情報に加えて、内容、読んだ時の雑感をメモしておくと便利です。
■電子媒体のカード
(1)RefWorksなどのアプリを利用する方法
LALA文庫の本棚にRefWorksのマニュアルがありますので、ご覧ください。図書館のサイト(HOME > 学習・研究サポート > 文献管理ツール)からもRefWorksのサイトに行くことができます。
(2)Excelなどの表計算やデータベースのアプリを利用する方法
下で紹介する紙の文献カードの電子版をファイルにするようなことなのですが、電子ファイルの利点は、とりあえずで入力したデータを、あとから著者名順や出版年順、テーマ分類順にソートできるという点と、調べたい言葉で検索できるという点です。
■紙の文献カード
文具店でいろいろな大きさのカードが売られていますが、たくさん記入したいのならばA5のカード、最低限の書誌情報が入ればいいのならばA6でもいいかもしれません。カードの左側に書誌情報と内容、右側に自分なりのメモを書きます。

著者名をカードの頭に出したのは、カードを著者名順に管理することを想定しているからです。場合によっては、先にテーマ分類で仕分けして、その中で著者名順に並べると、後で見やすくなると思います。またその文献の中で気になる言葉や文章があったら、カードの裏にメモ(掲載されているページも)しておいてもよいかもしれません。
紙のカードの長所は、パソコンやタブレットがなくても(例えば停電しても)利用できる点と、床にカードを並べてみて、あーでもないこーでもないと考えられる点でしょうか。
いろいろ試してみて、自分なりの文献カード整理法を開発してみてください。
では、楽しい夏休みをお過ごしください\(^o^)/。
#情報検索 #後藤

普段、授業に追われて、なかなできない趣味の読書をしたり、読まなきゃならないのに”積ん読”になってしまっている本をぞんぶんに時間をかけて読んだりできる時です!
さて研究テーマが決まって、情報を検索して文献をそれなりに集めて、さてこれをどうしようとなる場合もあるのではないでしょうか?
以前、ちゃちゃさんが「先行文献の整理法」で文献カードについて紹介していましたが、具体的に「文献カード」ってどういうものなのでしょうか?と質問がありましたので、ここで私なりの「文献カード」を紹介したいと思います。
文献はレポートや論文を書くときに、注に文献タイトルとページを入れたり、論文末の参考文献リストに入れたりすることがあるでしょうから、書誌情報(著者名、本または雑誌のタイトル名、論文の場合は掲載されている本または雑誌名、雑誌の場合は巻号、出版社、出版年、ページ 等)は記録しておかないと、後でもう一度調べ直すことになります。書誌情報に加えて、内容、読んだ時の雑感をメモしておくと便利です。
■電子媒体のカード
(1)RefWorksなどのアプリを利用する方法
LALA文庫の本棚にRefWorksのマニュアルがありますので、ご覧ください。図書館のサイト(HOME > 学習・研究サポート > 文献管理ツール)からもRefWorksのサイトに行くことができます。
(2)Excelなどの表計算やデータベースのアプリを利用する方法
下で紹介する紙の文献カードの電子版をファイルにするようなことなのですが、電子ファイルの利点は、とりあえずで入力したデータを、あとから著者名順や出版年順、テーマ分類順にソートできるという点と、調べたい言葉で検索できるという点です。
■紙の文献カード
文具店でいろいろな大きさのカードが売られていますが、たくさん記入したいのならばA5のカード、最低限の書誌情報が入ればいいのならばA6でもいいかもしれません。カードの左側に書誌情報と内容、右側に自分なりのメモを書きます。

著者名をカードの頭に出したのは、カードを著者名順に管理することを想定しているからです。場合によっては、先にテーマ分類で仕分けして、その中で著者名順に並べると、後で見やすくなると思います。またその文献の中で気になる言葉や文章があったら、カードの裏にメモ(掲載されているページも)しておいてもよいかもしれません。
紙のカードの長所は、パソコンやタブレットがなくても(例えば停電しても)利用できる点と、床にカードを並べてみて、あーでもないこーでもないと考えられる点でしょうか。
いろいろ試してみて、自分なりの文献カード整理法を開発してみてください。
では、楽しい夏休みをお過ごしください\(^o^)/。
#情報検索 #後藤